過去ログ - 【咲SS】京太郎「これが……神の一手?」アカギ「ククク……」【アカギ】
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84: ◆RwzBVKdQPM[saga]
2014/05/06(火) 00:11:21.16 ID:cBr7aM1eo


 タッタッタ!

まこ「どうしたんじゃ!?」

京太郎「ゆ、ゆっ、幽霊が!?」ビクビク

まこ「はぁ!? 何を寝ぼけとるんじゃ?」

京太郎「だ、だってそこに、ほらっ!」ユビサシ


アカギ「フフ……」 


まこ「……? なんもおらんぞ」

京太郎「へっ? 見えないんですか?」

久「……須賀君、もしかして私達の動揺を誘ってるの?」

京太郎「い、いや! そういうわけじゃ!」

優希「でも……対局中にもブツブツなにか言ってたじょ」ジトッ

 うっ、そう言われるとそうなっちゃうのか?
 いやでも! だって俺には普通に見えてるわけで!

アカギ「まぁ、諦めな。どうやらオレはお前にしか見えないらしい」

京太郎「そ、そんな……」

アカギ「……」

 いきなり目の前に幽霊が現れて、俺にしか見えない?
 そんなオカルトがありえるのか?

京太郎「(でも、確かにアカギさんは目の前にいる)」ゴシゴシ

 声だって聞こえるし、今もこうして話している
 決して妄想や幻覚なんかじゃない

 俺にはハッキリ分かる

京太郎「(この人はいま、ここにいる!)」

 そして……さっきは俺のピンチを助けてくれた
 そこに変わりはないし、幽霊だろうと恩人だ


京太郎「すいません、ちょっと疲れてたみたいです」

久「そう。残り半荘二回。頑張ってね」

まこ「ゆっくり休むとええ」

京太郎「はい」ペコッ

 ゾロゾロゾロ

京太郎「……」

アカギ「へぇ、もう怖がるのはやめたのか?」

京太郎「はい。幽霊でも、アカギさんはいい人そうですし」

アカギ「フフ……的が外れてやがる。俺はそんなんじゃねぇ」ドサッ

京太郎「じゃあ……どうして?」

アカギ「……」

京太郎「どうして、俺を助けてくれたんですか?」







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