過去ログ - 【咲SS】京太郎「これが……神の一手?」アカギ「ククク……」【アカギ】
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925: ◆RwzBVKdQPM[saga]
2014/05/18(日) 00:15:59.43 ID:8WKWUlwfo

【南二局 和の親】

 京太郎の和了により、ざわめき立つ部室
 不可能と思われた京太郎の和直撃

 誰もがその偉業に驚き、騒然としている

 僅か2600とはいえその功績は大きい

京太郎「さて、やるか」ジャラジャラ

 そんな空気を意にも介さぬといった様子の京太郎が牌を落としていく
 しかし、そこで思わぬ場所から物言いの声が上がった

桃子「待つっす!!」バァーン

ゆみ「モモ? どうかしたか?」

桃子「……牌の交換をするっす」

京太郎「へぇ……」

智美「んー? どういうことだ?」ワハハ

桃子「さっきから後ろで見てるっすけど、須賀京太郎の打ち筋が何かおかしいっすよ!」 ビシッ

 ざわ……   
   ざわ……

睦月「何!? まさか、須賀君がイカサマしてるとでも!?」ゴゴゴゴゴッ

桃子「い、いや……えと、その」ガクガク

佳織「」ビクビク

ゆみ「まぁ落ち着け津山。モモの言うことにも一理ある」

京太郎「……」

ゆみ「先ほどの4s切りといい、東場での回避といい。いささか神がかり的に思える」

京太郎「それは、相手が和だからですよ」チラッ

和「っ!!」ガタッ

ゆみ「落ち着け原村。だが須賀君、そう言い切れるということは牌は別に変えてもいいだろう?」

京太郎「ええ、いいっすよ。何も変わらないと思いますけど」

和「……」ギリッ

智美「よし。確か新品の牌がロッカーにあったハズだぞー」ワハハ

 ガヤガヤ

京太郎「……」

 こうして、南二局より新品の牌を使用することとなる
 キズ一つなく、ガンパイすることなど確実に不可能

桃子「これでよし!」

睦月「須賀君がイカサマなんかするハズない……うむ、絶対に」メラメラ

桃子「あ、あくまで保険っすよ、保険」ビクビク
 だが、本音を言えば少し違う

桃子「(あの荷物持ちが、こんなに強いハズ無いっす!)」

 自分を難なく抑え、全国でも大活躍だった原村和
 一方的なライバル意識さえ多少なりとも持っている相手だ

 それを――雑用しかしてこなかった男
 ”男”が原村和を上回っているなどと、絶対に認めたくない

桃子「(むっちゃん先輩には悪いすけど、どうせこいつはイカサマしてたっすよ)」フフン

 だがそれもこれで終わり
 新牌になった以上ガンも出来ず、小細工などしようものなら後ろから止めに入ればいい


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