過去ログ - 勇者「天国に一番近い勇者」
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22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/06(火) 04:51:12.01 ID:cIDyQ/toO
天童「ほれ、かかってこいよ?」

勇者「……」

天童「カマンカマーン、こっちは丸腰だぜ?」
以下略



23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/06(火) 04:53:36.81 ID:cIDyQ/toO
天童「いつからだろなぁ、お前がそんなに臆病になっちまったのは」

勇者「……」

天童「生まれた時から……?いや、違うっ!19XX年X月X日、産声をあげたお前は、未熟児だったにもかかわらず、この世の中を戦って戦って、がむしゃらに生き抜いてやろうという決意があったはずだ!」
以下略



24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/06(火) 04:53:48.68 ID:V2mDc5Uvo
また懐かしいものを


25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/06(火) 04:54:24.88 ID:cIDyQ/toO
天童「お前の父が倒したはずの魔王が復活!そして討伐に行った父親も帰らぬ人となる!」

勇者「……」

天童「父親を失った事と周囲からの期待がお前を押し潰す!」
以下略



26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/06(火) 04:55:48.06 ID:cIDyQ/toO
天童「次第にお前を追い抜いて行く周囲の人間」

勇者「……もういいから」

天童「それに追い打ちをかけるように、周囲からの冷ややかな声!」
以下略



27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/06(火) 04:57:33.73 ID:cIDyQ/toO
天童「……おっ?ピーンときたようだな、なっ?これで俺が天使だってわかっただろ?」

勇者「……確かに、ここまで俺の過去を知ってるのはこの辺の街にはいないはずだ」

天童「いや、違う違うっ!」
以下略



28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/06(火) 04:58:48.08 ID:cIDyQ/toO
天童「でも、まぁ、これで俺が天使だって信じてくれただろ?」

勇者「う〜ん……まぁ、半信半疑だけど……」

天童「なんだと、てめコノヤロ!だったらてめぇの痛い過去もっと言ってやろうか!?傷、エグり出してやろうか、オイ!?」
以下略



29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/06(火) 04:59:53.81 ID:cIDyQ/toO
天童「違っ……!それはっ……!」アセアセ

勇者「こんな俺の素性まで調べてさ、わざわざこれだけって、神様も手間隙かけすぎだよ。きっと経営能力は三流だね」

天童「バカっ……!お前、神様にそんな事言ったら罰当たるぞ!それに、説明は途中だっての!」
以下略



30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/06(火) 05:00:49.42 ID:cIDyQ/toO
天童「コホン……人間というものは日々精進し、毎日全力で生きていくという生物ですっ!」

勇者「そこから!?」

天童「ましてや、この混沌とした世の中では当然の事です!一歩外に踏み出せば、南から魔物の脅威が、北から……」
以下略



31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/06(火) 05:02:06.97 ID:cIDyQ/toO
ーーーーー


天童「……という事で、そんな君を生かしておいても仕方がないと神様が決めてしまったのです」クドクド

以下略



32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/06(火) 05:03:32.96 ID:cIDyQ/toO
勇者「……まぁ、とにかく、その『命題』ってヤツをクリアすれば俺は生き続けられるんだな?」

天童「うん、そうだよー」

勇者「……で、命題って何だよ?」
以下略



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