154:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/11(日) 18:31:28.01 ID:HFutoVZeo
研究員「……ん」
提督「――大丈夫か?」
意識が回帰する。そこは先程まで彼女がいた執務室……。
研究員「……ええ、もう大丈夫、です」
提督「すまない。君の触れられたくない事に触れてしまったようだね……」
研究員「いえ……もう、いいんです」
提督「……!」
少女は白衣を脱ぎ捨て、メガネを取る。
そこには、だた一人生き残った唯一の睦月型駆逐艦……。
弥生「私は私として……戦う! でなくちゃ、沈んでいった皆に
顔向け出来ません……から!」
弥生「睦月型駆逐艦三番艦……弥生、出撃です!」
駆逐艦・弥生は飛び出していく。
文月のお守りを如月のりボンで結びつけ、
皆が戦う戦場へと飛び出していく。
旧式駆逐艦の力などたかが知れている.。
それでも、彼女は戦場へと赴く。
なぜなら弥生は知っている。
たとえ小さな力でも、目的に向かう絶え間ぬ"意志"さえあれば、
それはやがて"大岩"となって転がり始め、大きな力を生み出すのだから。
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