32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/06(火) 17:55:35.22 ID:+VRGIcSdo
翔鶴「私、怖かった……あなたが気を失った時、あなたが何処かへ
行ってしまうような気がしたから……!」
翔鶴の震える手の振動が、彼女の心の内を表している。心細くて不安で……。
瑞鶴「翔鶴姉」
瑞鶴は翔鶴の手を握る。翔鶴を安心させるために。
瑞鶴「私は……どこにも行かないよ」
翔鶴「ほんと……? もう無茶しない?」
瑞鶴「うん……しないよ」
翔鶴「一人で頑張ったりしない?」
瑞鶴「もう……頑張るのは、疲れちゃったんだ」
翔鶴「瑞鶴……!」
言い聞かせるように、あやすように……瑞鶴は染み入るような声で翔鶴に話す。
提督「……翔鶴……よかったな」
瑞鶴からは何か、憑き物が落ちたように見える。
そしてそれと同時に……瑞鶴はとても疲れているように、提督は感じた。
提督「無理もない、今までずっと、頑張ってきたんだ……」
提督「今はゆっくりと、休みなさい……」
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