9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/06(火) 12:39:42.44 ID:+VRGIcSdo
提督(金剛……お前がいた頃は、決して私は……こんなことを口にはしなかっただろうな)
提督(だけど……お前が居なくなって……私は……少し、変わってしまったのかも知れん)
提督「瑞鶴……もう、いいんだ」
提督「もう、諦めても……いいんだ」
これだけは、あまり口にしないようにしていた。
なんとなく意識していた。言ってはいけないような気がしていた。
だが……この言葉で、瑞鶴の心が救えるのなら……それでいいんだ。
翔鶴「……!」
瑞鶴「提督……!? 自分が何を言ってるのか、わかってるの!?」
瑞鶴「艦隊を指揮する人間が……勝利を諦めるなんて!」
提督「……私は、あるかどうかもわからん勝利よりも……目の前の艦娘の方が大切だよ」
提督「お前だけじゃない。榛名に伊勢に日向、木曾に天龍に雷、電。若葉も陽炎も雪風も時雨も
……もちろん翔鶴だって、みんな大切さ」
瑞鶴「戦わなければ、皆を守れない!!」
提督「……瑞鶴、もうお前はわかっているはずだ」
提督「どうしようもない状況であることは……わかっているはずだ」
瑞鶴「……そんなの、聞きたくない」
提督「もう戦うことに意味は無いんだ。これ以上戦っても……お前が傷ついていくだけだ」
提督「私はそれをただ黙って見ていられることなどできない」
瑞鶴「提督さんの気持ちは、わかったよ。でもやっぱり私は、戦い続ける」
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