32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/05/24(土) 03:57:19.25 ID:MoVVi19a0
穂乃果「それから三日間、本当に真姫ちゃんは来なかった」
穂乃果「みんながいるなかでぽっかりと空いたその場所がとても寂しく感じたの」
穂乃果「みんなに内緒で病院に行ってもみたけどやっぱり会えなかった」
穂乃果「時間がたてばたつほど、穂乃果の胸がギュッと苦しくなって」
穂乃果「……本当は真姫ちゃんに会いたいのに」
穂乃果「今は会うのが……すごく、こわい」
--西木野邸--
真姫パパ「……本当に、記憶喪失なのか」
真姫ママ「…えぇ。学業に支障はきたさないけど、日常生活には大きく影響が出るわ」
真姫パパ「できれば、長く療養させたい。だが、その間に内申に響くことは避けたい」
真姫ママ「実はね、その原因となったのは……あなたも知ってるでしょう?μ’sの…高坂さん、なの」
真姫パパ「それを、本人は知っているのか?」
真姫ママ「……いいえ、伝えてないわ。憔悴した状態だったし、伝えるのも怖くて」
真姫パパ「…………」
真姫パパ「音ノ木から、離すべきかもしれないな、真姫のためにも」
真姫ママ「……」
真姫パパ「とはいえ、私は学会で忙しくなるし、それほどあの子に何かをしてあげてきたわけでもないから、口出しするべきではないのかもしれんが」
真姫ママ「とりあえず、経過を見て私が判断するということでいいかしら?」
真姫パパ「いつもすまない、負担をかけることばかりで」
真姫ママ「いいのよ、あの子の苦しみに比べれば、これくらい……」
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