過去ログ - 愛「え?私の声、大きすぎですか!!?」
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4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/05/06(火) 20:13:46.29 ID:+krBEwqZ0
ちなみに“あれ”とは


子守唄のことである

以下略



5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/06(火) 20:14:26.48 ID:+krBEwqZ0
だが

今日ばかりは母の思い通りには行かせない

絶対におばけの正体をつかんでやるんだ
以下略



6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/06(火) 20:15:07.20 ID:+krBEwqZ0
「ひとつの命が生まれゆく

 二人は両手を握りしめて

 喜びあって幸せかみしめ
以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/06(火) 20:15:49.94 ID:+krBEwqZ0
母が必ずこの曲を選曲し、何度も聞いてきたので歌詞をすべて覚えてしまったのだ

とはいえ愛の歌はまだまだ未熟であり、

音程は少し外れ、歌詞の途中にはいる英語を、まだ習っていないために理解できず、
以下略



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/06(火) 20:16:28.53 ID:+krBEwqZ0
愛の秘策とは、

ママの歌だって自分は歌える……つまり、大人が歌う歌を子どもの自分も歌えることで、
自分も大人である

以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/06(火) 20:17:13.65 ID:+krBEwqZ0
母の返答を待っていると

母は突然、愛を抱きしめて、頬ずりをした

突然の母の抱擁に、戸惑う愛に母は言った
以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/05/06(火) 20:17:58.46 ID:+krBEwqZ0
「ねえ、愛。一緒に歌いましょ」

愛の母、日高舞には夢があった

彼女の夢はこのとき、複数存在していたが、どれもまだ叶えられるタイミングではなかったので保留にしていた
以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/06(火) 20:18:35.68 ID:+krBEwqZ0
「でも……」

愛は母の言葉に対して返答を渋った

というのも、母の歌の上手さを知っていたために
以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/06(火) 20:20:46.40 ID:+krBEwqZ0
舞は口に出してから、挑発的な言葉を使ってしまったことを少しだけ悔いた

愛には気持ちよく歌って欲しかったし、強制させて歌わせるのは望むところではなかった

だが
以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/06(火) 20:21:24.98 ID:+krBEwqZ0
愛は歌い始めは初めて母と歌うことに少しだけ緊張した

しかし、歌っていくうち、緊張はすぐさまとけ、初めに抱いた対抗意識はどこへやら

共に歌うことへの気持ち良さが心を溶かしていく
以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/06(火) 20:22:22.78 ID:+krBEwqZ0
愛は歌い終わるたびに何度も何度も

「もう一回、もう一回!」

と初めのためらいなど忘れて歌にのめりこんだ
以下略



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