過去ログ - トール「フィアンマ、か。……タイプの美人だ」
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13: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2014/05/09(金) 22:21:59.08 ID:OJBg946x0

自動販売機の説明書を読みつつ、フィアンマは眠い目を擦っていた。
彼が眠っている間、不安感から浅い眠りと覚醒を繰り返していた影響で疲れが抜けない。
しかし、彼をあのような状況に追いやった元凶は自分だ。
文句など言う権利はないし、言うつもりもない。

「………」

いかにも甘そうな市販品のクッキーを見ると、昔を思い出す。
幼い日々、『神の右席』に在籍していた頃のことを。

姉のようなヴェントと。
父のような教皇。
もう一人の父と呼べるテッラ。
兄と呼べるような存在だったアックア。

心地の良い日々を突き壊して、終いには自分の幸せだけ手に入れた。
トールはそれでも良いと言って受け入れてくれるが、やはりいけないことのような気がする。
かといって罰を受けに行けば極刑は免れない。
そうすれば、先日の事件のように、トールは狂ってしまうかもしれない。

進退窮する。

ヴェントは連絡が取れず、教皇は既に教皇をやめてしまっている。
テッラは死亡していて、連絡どうこうの話ではない。

となると。

「……アックア、に」

謝りに行ったら、殺されるだろうか。
すり替えた後の記憶内容、第三次世界大戦時に仕出かしたことを思えばそれも当然

思いつつ、彼女はジュースを手に取る。


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