10: ◆RY6L0rQza2[saga]
2014/05/06(火) 22:26:55.32 ID:oiS2s3Jno
「違うよ!真美は、千早お姉ちゃんに恋してるの!」
「……えっ?真美?」
「恋人になりたい……。ダメ、かな……。」
11: ◆RY6L0rQza2[saga]
2014/05/06(火) 22:27:36.46 ID:oiS2s3Jno
しばらく端っこで座っていると、足音が聞こえた。千早お姉ちゃんがこっちに来るのだろう。
「あの――」
12: ◆RY6L0rQza2[saga]
2014/05/06(火) 22:30:41.32 ID:oiS2s3Jno
「二人とも、そろそろ時間だぞー。」
兄ちゃんはこういう時に空気が読めない。真美は立ち上がっておどけて笑う。
「もうそんな時間かぁ。千早お姉ちゃん、戻ろっかー!」
13: ◆RY6L0rQza2[saga]
2014/05/06(火) 22:31:22.05 ID:oiS2s3Jno
――――
事務所に戻ると、ピヨちゃんとりっちゃんがなんか難しい話をしていて、珍しくはるるんがソファーで寝ていた。
「はるるん、風邪引くよー?」
14: ◆RY6L0rQza2[saga]
2014/05/06(火) 22:32:31.77 ID:oiS2s3Jno
千早お姉ちゃんに呼ばれる。どうやら、屋上で話があるみたいだ。真美は千早お姉ちゃんの後ろに着いていった。
階段を上る間は二人を重苦しい空気が包む。なんて言われるんだろう?あの時に言いかけてた言葉の続きはなんだったんだろう?
屋上の扉を千早お姉ちゃんが開けると、西日が差し込んでくるのが見えた。
15: ◆RY6L0rQza2[saga]
2014/05/06(火) 22:33:14.18 ID:oiS2s3Jno
「……あのね、真美。」
「どったの……?」
「私は、まだ真美に対して恋心は抱けないわ。……でも、努力はしてみる。」
16: ◆RY6L0rQza2[saga]
2014/05/06(火) 22:33:44.43 ID:oiS2s3Jno
「うん、うん!嬉しい、嬉しいよ!真美、絶対幸せにするね!」
「幸せに……。」
千早お姉ちゃんの顔を見ると、複雑そうな顔をしている。やがて、何かを決意したように頷いて。
17: ◆RY6L0rQza2[saga]
2014/05/06(火) 22:34:12.46 ID:oiS2s3Jno
「……そうね。私も、そろそろ自分の幸せを顧みる頃かも知れないわ。」
「うんうん、千早お姉ちゃんが幸せになったら、真美も嬉しいし、765プロのみんな、嬉しいっしょ!」
「みんな……そう、そうね。ふふっ、ありがとう、真美。」
18: ◆RY6L0rQza2[saga]
2014/05/06(火) 22:35:47.16 ID:oiS2s3Jno
ちはまみが欲しければ自家発電すれば良いじゃないと言う事で
増えて欲しいなー(チラッ
最初はまた病ませようかなって思ってたけどいつの間にかでれでれになってしまって、いや真美可愛い
またこれで書いていこうと思う
19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/06(火) 23:08:10.97 ID:kFic6aFno
おつ
20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/06(火) 23:11:12.72 ID:xpK01ju4o
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