4:海老天 ◆hBWIIyS/uM[saga]
2014/05/07(水) 18:32:47.96 ID:khfCJb4To
彼女の髪を撫でる。絹糸のような滑らかな髪が私の指の間をすり抜けていく。
怜は私の手を逃れるように寝返りをうった。
怜「……りゅう、か」
寝言だろう。だが、私の時間は凍りつく。
覚えのある名前?
いや、さっきまで忘れていた名前だ。
だが、これから一生忘れることはないだろう。
行為に及んでいる最中、怜が一度だけ口走った。
ごめんなぁ竜華。と。
それからだ。私と怜の行為が激しくなったのは。
いや、私が激しくした。そう表現する方が正しいのか。
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