44:海老天 ◆hBWIIyS/uM[saga]
2014/05/07(水) 22:28:22.67 ID:khfCJb4To
爽「怜、眠たくない?」
怜「少し」
爽「どうする? 帰る?」
怜「いや、いいわ。今日帰るんやろ?」
爽「まぁ、ね」
無理をしなくてもいいのに。そんな言葉を飲み込んだ。
一秒でも長く怜と同じ時間を共有していたい。
私のエゴに怜を付き合わせる罪悪感は確かにある。
だが、それよりも嬉しかった。
ホテルから出た私達は大阪の街をぶらつく。
私と怜が会ったらいつもそうだ。体を重ねて、残った時間を散歩にあてる。
だが、今日はそんなことはやっていられない。
爽「ちょっと、付き合ってくれない?」
タイムリミットは私が飛行機に乗る時間まで。
二時間と少ししかない。
怜「ええけど、どないしたん?」
爽「……少しね」
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