過去ログ - 橘ありす「待ってくれなかったあなたへ」
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42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/05/07(水) 20:05:32.00 ID:PmWHL4zHo
走って走って。気がついたら事務所から少し離れた河原まで来ていました。

いつも茜さんがランニングしたり藍子さんがお散歩したりする広くて土手が続いてる河原。

ありす「ハア、ハア…」
以下略



43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/05/07(水) 20:06:00.61 ID:PmWHL4zHo
ありす「…っ」

ありす「うっ…うぅ……」


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44:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/05/07(水) 20:06:30.59 ID:PmWHL4zHo
――誰かが近づいてくる。

その足音を聞いて、この期におよんで、期待してしまった私がいました。


以下略



45:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/05/07(水) 20:06:57.64 ID:PmWHL4zHo
桃華「いい天気ですわね。まるで春になったみたい。」

ありす「…見ていたんですか。」

桃華「ごめんなさいね。事務所の前まで来たらたまたま中から声が聞こえたものですから。」
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46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/05/07(水) 20:07:35.22 ID:PmWHL4zHo
晴「あ、あのさ!…オレはさ、正直そういうの、よく、わかんないからさ。なんとも言えないけどさ。」

晴「こういう時は体を動かせばスッとするぞ?あそこの子らとサッカーでもしようぜ?」

ありす「…どうぞ、ご自由に。」
以下略



47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/05/07(水) 20:08:06.10 ID:PmWHL4zHo
ありす「…どこがうらやましいんですか。」

桃華「…そうですわね…」

桃華「あなたは…きちんと始まって…はっきりと終わらせることができましたわ。」
以下略



48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/05/07(水) 20:08:35.91 ID:PmWHL4zHo
ありす「…」

桃華「美優さんはあなたを対等に見てくれたから、はっきりと向き合ってくれた。」

桃華「子ども扱いせずにちゃんと一人の女性として答えてくれたのですわ。」
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49:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/05/07(水) 20:09:15.92 ID:PmWHL4zHo
ありす「あなたは…どうするんですか。」

ありす「これから…そうやって、ずっと気持ちを隠したまま…あの人と一緒にいるんですか。」

桃華「…そんなの。決まってますわ。」
以下略



50:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/05/07(水) 20:09:49.87 ID:PmWHL4zHo
ありす「…それが、復讐?」

桃華「ええ、素敵だと思いません?」


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51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/05/07(水) 20:10:26.32 ID:PmWHL4zHo
……悪くないかもしれません。

実際にはきっとあの人は素敵なままだろう。美優さんとだって、幸せなままだろう。

けれど、自分を選ばなかったことを後悔させてやる、というのは気に入りました。
以下略



52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/05/07(水) 20:11:03.99 ID:PmWHL4zHo
晴「いやいや、待て待て待て!そもそもオレは…」

ありす「もう遅いですよ。それに、フレッシュアイドルはるちんの活躍は始まったばかりです。」

晴「な!?おい!それは…」
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