12: ◆NrzNAFPLAQ[saga]
2014/05/09(金) 17:58:01.38 ID:N7zdvEmg0
家庭科室
八幡「んで、何の因果でクッキーを作るかは知らんし何故俺まで家庭科室へ連行されたのかも分からんがさっさと済ませようぜ」
雪乃「早く取りかかることには賛成よ」
結衣「ヒッキーこんなキャラだったんだ・・・」
雪乃「まず、小麦粉をふるいにかけて・・・」
チーン☆
結衣「で、出来・・・た?」
雪乃「真っ黒ね」
八幡「しかも釘が打てそうなくらいかてえ!」ゴチゴチ
雪乃「比企谷君、食べてみて」
八幡「え”?」
結衣「無理しなくていいよ?もっかい作るからさ」
八幡(もう一回!?結構時間かかったこれを!?そんなのは嫌だ!)「OK、試しに食ってみよう」
雪乃「計画通り」
八幡「・・・」ゴリッパキッ・・・ペキッ
雪乃「クッキーの咀嚼音ではないわね」
結衣「うう・・・」
八幡「・・・」ゴリッパキッ・・・ペキッ
結衣「大丈夫?」
雪乃「味はどうかしら?」
八幡「苦い、堅い、口の中結構傷だらけになった。しばらく熱々のコーヒーが飲めんかもしらん」
結衣「あたし、才能ないのかな・・・」
八幡「才能あるなしは知らんが、いきなりうまくやろうとしてんじゃねえよ」
雪乃結衣「・・・」
八幡「たぶん、誰かのためにやりたくて奉仕部に来たんだろ?出来るまでやりゃいいだろ」
雪乃「意外とやる気なのね、安心したわ」
結衣「ヒッキー・・・」
八幡「ま、俺無関係だし無関心だから。そこまでとやかく言わんがな」
結衣「関係あるよ・・・」
八幡「ないね、この学校で一年以上誰とも関わってないからな。関係あるわけない」
結衣「あるってば!」
雪乃「少なくとも今はこうして関わりがあるわ、そこは否定させないわ」
八幡「何でもいいけど、これを誰かに食わすのはあり得ないから練習はしとけよー」
結衣「う、うん」
雪乃「今日は解散ね」
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