過去ログ - タカトシ「俺が生徒会長ですか！？」
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2014/05/07(水) 20:07:54.98 ID:db49Dnvpo
このＳＳはＶＩＰが転載禁止になった後に書いたものです
しかしながら、転載禁止にも関わらず不本意な形で転載されていました。
そこで、いっそ転載されるのであればスレを立てた本人がこちらに保管の意味もこめて立てることにしました。
サイトに転載する場合には>>2以降のレスはカット、強調などすることなくお願いします
>>1のレスに関してはカットしてもらって構いません
よろしくお願いします
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2: ◆Atc9liOquhXC[saga]
2014/05/07(水) 20:08:29.10 ID:db49Dnvpo
シノ「私たちももうすぐ卒業だからな」
3: ◆Atc9liOquhXC[saga]
2014/05/07(水) 20:09:08.77 ID:db49Dnvpo
タカトシ「でも、なんで俺なんですか？萩村の方が適任じゃ……」
シノ「これはもう決めたことだ！いいな！」
タカトシ「あっ、会長！……行っちゃった」
4: ◆Atc9liOquhXC[saga]
2014/05/07(水) 20:09:44.66 ID:db49Dnvpo
スズ「津田ー、資料できたの？」
タカトシ「ごめん、忘れてた！」ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ
スズ「ったく……」
5: ◆Atc9liOquhXC[saga]
2014/05/07(水) 20:10:30.10 ID:db49Dnvpo
スズ「もういいわ、さっさとやって」
タカトシ「わかったよ……」
アリア「津田君、シノちゃんはね、今回のこと急な思いつきで決めたわけじゃないよ」
6: ◆Atc9liOquhXC[saga]
2014/05/07(水) 20:11:22.66 ID:db49Dnvpo
数日前
シノ「アリア、次期会長なんだが……」
アリア「津田君でしょ？」
7: ◆Atc9liOquhXC[saga]
2014/05/07(水) 20:11:56.00 ID:db49Dnvpo
現在
アリア（結局まだ言えず、じれったいなーもう）
タカトシ「あの、七条先輩」
8: ◆Atc9liOquhXC[saga]
2014/05/07(水) 20:12:25.40 ID:db49Dnvpo
アリア「そこは自分で考えてね」
タカトシ「は、はあ……」
アリア「じゃあ私もちょっと席外すよー」
9: ◆Atc9liOquhXC[saga]
2014/05/07(水) 20:13:15.36 ID:db49Dnvpo
廊下
アリア「シーノちゃん」
シノ「アリアか」
10: ◆Atc9liOquhXC[saga]
2014/05/07(水) 20:14:19.46 ID:db49Dnvpo
アリア「またそんなこと言って」
シノ「……だって」
アリア「シノちゃん」
11: ◆Atc9liOquhXC[saga]
2014/05/07(水) 20:15:22.54 ID:db49Dnvpo
生徒会室
タカトシ「これってこれであってる？」
スズ「合ってるわ」
12: ◆Atc9liOquhXC[saga]
2014/05/07(水) 20:16:22.46 ID:db49Dnvpo
シノ「津田！」
タカトシ「なんですかー？」
シノ「あまりに会長職が不安なら、私が残ってやってもいいのだぞ」
13: ◆Atc9liOquhXC[saga]
2014/05/07(水) 20:37:58.49 ID:db49Dnvpo
タカトシ「すいません、とにかく会長は安心して卒業していいですから」ﾀﾞｯ
スズ「ちょっと、津田！あー、もう……」
アリア「シノちゃん、今のはシノちゃんが悪いよ」
14: ◆Atc9liOquhXC[saga]
2014/05/07(水) 20:38:51.25 ID:db49Dnvpo
翌日
スズ「会長、来ませんね」
アリア「うーん、連絡しても出ないんだよねー」
15: ◆Atc9liOquhXC[saga]
2014/05/07(水) 20:39:15.38 ID:db49Dnvpo
タカトシ「俺だって、やろうと思えばできるってことだよ」
アリア「それは昨日のシノちゃんのことがあったから？」
タカトシ「そうですよ！天草会長は俺に任せるなんて言って……あんな……」
16: ◆Atc9liOquhXC[saga]
2014/05/07(水) 20:39:49.50 ID:db49Dnvpo
アリア「スズちゃん」
スズ「わかってますよ、だいたいは」
アリア「そっか」
17: ◆Atc9liOquhXC[saga]
2014/05/07(水) 20:40:51.31 ID:db49Dnvpo
タカトシ「はぁ……」
シノ「あ」
タカトシ「会長」
18: ◆Atc9liOquhXC[saga]
2014/05/07(水) 20:41:19.74 ID:db49Dnvpo
タカトシ「わがまま？」
シノ「正直、卒業したくないんだ」
タカトシ「そんなのダメですよ！大学だって！」
19: ◆Atc9liOquhXC[saga]
2014/05/07(水) 20:41:45.02 ID:db49Dnvpo
卒業式 当日
アリア「あれから、津田君とまともに話したの？」
シノ「いや、話してない」
20: ◆Atc9liOquhXC[saga]
2014/05/07(水) 20:43:59.82 ID:db49Dnvpo
「続いて、在校生代表による祝辞です」
タカトシ「桜の芽も膨らむこのような佳き日に、卒業される皆さんへ心からお祝い申しあげます」
シノ（津田？そうか、次期生徒会長だもんな……うまくやってるじゃないか）
21: ◆Atc9liOquhXC[saga]
2014/05/07(水) 20:45:15.05 ID:db49Dnvpo
タカトシ「私の学園生活はその人に振り回されてばかりでした、しかし、そのおかげで様々な経験ができました」
タカトシ「少し残念だけど、俺はその人を尊敬しています」
タカトシ「いつか、その人に追いつけるようにその人の背中を見ながら過ごしてきました」
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