過去ログ - 千早「まだ恋かどうかは分からないけれど」
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1: ◆RY6L0rQza2[saga]
2014/05/08(木) 11:41:54.62 ID:UqRzL9ZUo
恋って、なんだろう?

普段、歌を歌うときには、その歌の中の人物に問いかけながら歌を歌う。

勿論歌の中には恋愛を歌った物もあるし、失恋を描いた歌もある。

私自身、恋をした経験がないので心情までは理解出来ない。

……なんて考え出しているのは何も歌の為じゃない。

私は、同じ765プロ所属アイドル、双海真美に突然告白をされ、悩んだ末にお付き合いを始める事になった。恋人として。

……でも、恋というのはまだ分からない。恋とはどのような状態を指すのだろう。

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2: ◆RY6L0rQza2[saga]
2014/05/08(木) 11:42:33.00 ID:UqRzL9ZUo
――――

「春香、少し、相談に乗って欲しいのだけれど……。」

「どうしたの?千早ちゃん?」
以下略



3: ◆RY6L0rQza2[saga]
2014/05/08(木) 11:43:05.45 ID:UqRzL9ZUo
「ねえ、春香。今度のオフ、真美と遊園地に行くのだけれど……。」

「えええっ!春香さんとじゃないの?」

「春香には誘われてないじゃない……。」
以下略



4: ◆RY6L0rQza2[saga]
2014/05/08(木) 11:43:47.78 ID:UqRzL9ZUo
「そもそもなんでオシャレしようって思ったの?」

「ああ、話してなかったかしら。真美に告白されて、付き合い始めたのよ。」

春香は鳩が豆鉄砲を食ったような顔をして、それから、ムンクの叫びの如く顔に手を当てて驚く。
以下略



5: ◆RY6L0rQza2[saga]
2014/05/08(木) 11:44:18.51 ID:UqRzL9ZUo
「し、静かにして春香!」

「だ、だって!あの、千早ちゃん、どっきりとかじゃないよね?」

「どっきりじゃないわ、本当よ。真美と付き合う事になったの。」
以下略



6: ◆RY6L0rQza2[saga]
2014/05/08(木) 11:44:47.09 ID:UqRzL9ZUo
……しかし、私は余りオシャレな服を持っていないから、何を合わせればいいのか。

考え込むそぶりをしていると。

「千早ちゃん。今日、帰りに買いに行こ?」
以下略



7: ◆RY6L0rQza2[saga]
2014/05/08(木) 11:45:17.40 ID:UqRzL9ZUo
「分かったわ、ありがとう、春香。」

「親友の恋路を応援するのも務めだからね!」

「何なのよ、それ、ふふっ。」
以下略



8: ◆RY6L0rQza2[saga]
2014/05/08(木) 11:46:52.52 ID:UqRzL9ZUo
真美「愛しいお姉ちゃん」
ex14.vip2ch.com

こちらの続きです、百合スレなので嫌な方はブラウザバックで。

以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/08(木) 13:19:48.46 ID:wdhqCuvDO
優「害悪で最低姉さんになった…」


10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/08(木) 13:49:50.52 ID:8Xzo+4BKo
あらあら〜


11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/05/08(木) 16:30:45.31 ID:aFOAhHZg0
なんだ百合かよ・・


いいぞもっとやれ


12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/08(木) 17:15:05.17 ID:jtgPeibso
まみちは!


13: ◆RY6L0rQza2[saga]
2014/05/08(木) 17:55:36.80 ID:UqRzL9ZUo
――――

春香に服を色々見繕って貰ってからすぐ、約束の日がやってきた。

JR蒲田駅で待ち合わせ。事務所から近いってだけで私の家からはそこまで近くないのだけれど。
以下略



14: ◆RY6L0rQza2[saga]
2014/05/08(木) 17:57:31.31 ID:UqRzL9ZUo
「模範、ね。それじゃあ、ええと、案内してくれるかしら?」

「いいよーん。じゃ、いこっか!」

真美は、そう言って手を差し出してくる。私は、少し迷ったけど手を握る事にした。
以下略



15: ◆RY6L0rQza2[saga]
2014/05/08(木) 17:58:33.78 ID:UqRzL9ZUo
――――

京浜東北線に揺られて十数分。JR桜木町駅に着いた。

以前、あずささんが仕事中にここで迷子になって色々大変だった、と聞いた。
以下略



16: ◆RY6L0rQza2[saga]
2014/05/08(木) 17:59:02.46 ID:UqRzL9ZUo
「そう言えば、千早お姉ちゃん?」

「何かしら?」

「おめかししてるっしょ!可愛いよ、千早お姉ちゃん!」
以下略



17: ◆RY6L0rQza2[saga]
2014/05/08(木) 17:59:42.37 ID:UqRzL9ZUo
「真美も、似合ってるわよ。」

「えっへへ、ありがと、千早お姉ちゃん。」

……真美は嬉しそうにしてくれたけど、私の言葉はありふれていてきっと気を遣ってくれたのだろうと思ってしまう。
以下略



18: ◆RY6L0rQza2[saga]
2014/05/08(木) 18:00:27.35 ID:UqRzL9ZUo
――――

「着いたよん!よこはまコスモワールド!」

「ああ、あの大きい観覧車の所ね。」
以下略



19: ◆RY6L0rQza2[saga]
2014/05/08(木) 18:03:25.45 ID:UqRzL9ZUo
真美はそのまま駆けだして行った。さて、周りのアトラクションを見ていると、ジェットコースターに水流を下るアトラクション、観覧車が目立つ。

最初はどれに乗るのだろう。

「お待たせー!二人分買ってきたよ!」
以下略



20: ◆RY6L0rQza2[saga]
2014/05/08(木) 18:03:54.82 ID:UqRzL9ZUo
「楽しみだねぃ!」

「ええ。ジェットコースターは初めてだから興味があるわ。」

「あれ、そうなの?」
以下略



21: ◆RY6L0rQza2[saga]
2014/05/08(木) 18:04:32.73 ID:UqRzL9ZUo
……さて、順番がやってきて、荷物を預けて安全バーを下ろす。

「ストレス発散するよー!」

「ストレス発散?」
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