913:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/09/14(日) 22:18:47.44 ID:waXN0Xy6O
伊織「それで…一応やることは終わったわけだけど」
伊織が腕を組みながら考え込むように話すと、響ちゃんもそれに合わせて、言う
響「……終わったな」
914:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/09/14(日) 22:26:54.20 ID:waXN0Xy6O
響「あ、それなら自分もう一回だけ軽くダンスやっておきたいな…なぁ、貴音」
貴音「わたくしは構いませんが…」
伊織「そうね…私は私でしなければいけないことがあるから……私は休憩をとりたいわね」
915:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/09/14(日) 22:32:51.60 ID:waXN0Xy6O
千早「すみません…マイクお願いします」
千早ちゃんの声を背景に、私はステージを降りて控え室に向かう
…控え室に行っても、何もすることはないんだけどね
916:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/09/15(月) 04:35:25.50 ID:IJx/H3B8o
千早がハリウッド行ったら太って帰ってきたSS思い出した
あれはギャグっぽかったが、両方とも価値観が歪曲してるという共通点があるのが面白いな
しかし、何が正しいか誰にも分からなくなってきてるな
やよい・響・あずさ・春香あたりが本当に怖いことになってきてるがここからどうなるのやら
とにかく期待
917:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/09/15(月) 22:16:30.14 ID:YMsDvRXMO
小鳥「ふふ…」
小鳥さんはニコニコ顔で私に微笑む
……三人で揃って話なんて、
918:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/09/15(月) 22:24:28.39 ID:YMsDvRXMO
律子「そうねぇ…」
すると、律子さんは少し考えるそぶりを見せた
律子「もうライブまで二時間もないわ、ライブが始まる一時間前には、会場に人が入るようになってるの……さっき、ちらっと外を見たけど、もう既に人が並んでたわ」
919:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/09/15(月) 22:27:47.45 ID:YMsDvRXMO
静まり返った空間で、しばらく沈黙が続く
……
そして、ふとプロデューサーさんが口を開いた
920:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/09/15(月) 22:31:04.96 ID:YMsDvRXMO
ステージの上で千早ちゃんが歌っている
…その隅の方で、雪歩達が順番を待っている
921:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/09/15(月) 22:37:37.74 ID:YMsDvRXMO
P「…入るんだ」
春香「はい……あれっ」
部屋に入った瞬間、会場に響いていた千早ちゃんの歌声が聞こえなくなり、周りは不思議なほど静かになる
922:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/09/15(月) 22:46:42.46 ID:YMsDvRXMO
P「ここは…ライブの状況確認、音声操作、いろいろなことに使っている…この会場じゃ、ここで音源の管理をしているんだ」
そう言って、プロデューサーさんは別のカーテンを開ける
P「音が聞こえないから、何か事故があった時は…ここからスタンバイ側のサインを見て、音を止める」
923:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/09/15(月) 22:52:10.54 ID:YMsDvRXMO
P「この一週間の練習で、俺はお前達に驚かされたんだ……辛いだろうと思った練習も、お前達はこなしてきた」
P「春香…過酷な練習をさせてすまない」
P「でもだな…それをこなすだけの思いがあるのなら……最後に、その思いを…このステージで見せてくれないか？」
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