過去ログ - 優希「麻雀部限定、全国高等学校大食い選手権(予選)」
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2014/05/17(土) 22:10:56.92 ID:YMOccYz60
 
煌(3位の新免さんまでの差は1皿、つまりたこ焼き8個分ある・・・)

煌(しかし、こんな時は、まず目の前のことに集中する… とにかく、このたこ焼き、1個だけ食べましょう…)スッ

煌「・・・うっ!?」


 煌は、たこ焼きをかじろうと口元まで運んできたが、途中で手が止まり、ポトリと皿に落としてしまった。

煌「くっ・・ うぅっ・・!」ブルブルブル

煌(だ・・・だめ・・・! 体が、受け付けない!)

煌(も、もう1回・・・)スッ

煌「ん…っ」ブルブル

煌(だ、だめです・・・ 腕と口がしびれて、たこ焼きを口の中に入れることができません…!)


 哩「花田・・・ もういいとよ・・・」

 美子「花田さん、もう無理しないで…」ハラハラ

 仁美「なんもかんも政治が…」チュー

 姫子「いや絶対政治関係ないですから」


煌(む、無理です・・・ これはもう、物理的に・・・)

煌(人が空を飛べないように、もう、これ以上は、不可能・・・)ブルブル


煌「くっ!」ジワッ

煌「……! −−−!!」ポロポロポロ


 哩「は、花田が、泣いてる・・・?」

 美子「ほ、ほんとだ。初めて見た・・・」

 姫子「花田っ…」


えり「し、新道寺の花田選手、止まったまま涙を流しはじめました・・・!」

三尋木「・・・・・」


セーラ(だめやったか・・・)

 怜「は、花田・・・?」

 玄「花田さん…!」
 

 この時、花田煌という人物を少しでも知っている人間は全員、彼女の涙を流す姿に驚愕した。花田煌は、誰かのために涙を流すことはあっても、自分のために涙を流すことはまずなかった。ましてや、自分が不甲斐なくて、くやし涙を流すことなど、まずありえないことだった…





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