過去ログ - 優希「麻雀部限定、全国高等学校大食い選手権(予選)」
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151:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/05/21(水) 20:05:18.22 ID:Ib3aE0eN0
恒子「ほーほー、それじゃあ、各チームの選りすぐりたちが同じ条件で闘う本日の試合で、それぞれの選手たちの優劣が見えてくるでしょうか?」

健夜「そうですね。しかし、1回戦は10名中下位2名が脱落するだけですので、全員が本気の実力を出すかどうかは分かりませんね」

恒子「本当に強い選手は手を抜いてくるかもしれないと?」

健夜「いや、手を抜くというか… そもそも大食い競技というものは、勝敗や記録に徹底的にこだわるシビアな競技とは少しわけが違います。 物理的に胃袋にどんだけの食べ物をつっこめるか、を競うだけのものではないのです」

恒子「はあ、でも単純にたくさん食べた人が勝つじゃん。」

健夜「開会式のときにも言いましたが、大食いとは、『食』に対して全身全霊で向き合うということです。食べ物に対する最高の愛情表現でなくてはいけません。
  たくさん食べることによって、その食材の美味しさ、食べるという営みの素晴らしさ、引いては自分自身のアイデンティティなどを表現できるものでなくてはいけないのです」

恒子「ふーむ、Bチームの勝負で、たこ焼きを水にふやかして食べると速いのではという意見がありましたが、そういったやり方が認められてないのは、食べ物に対する愛情が感じられないからですね?」

健夜「そうです。最後まで、食材に対する感謝と尊敬の気持ちを忘れずに闘ってほしいですね」

恒子「勝敗にはそんなにこだわるなということですか?」

健夜「いやいや、勝敗にはこだわって欲しいですよ。競技ですからね。一人で、誰もいないところで大食いをしてもむなしいものです。
  他の人たちと競い合うことや、応援してくれる人がいることで、最高の大食いパフォーマンスができます。私は、予選では剣谷の椿野選手や新道寺の花田選手などから、『食』を越えたドラマを感じました。全力で闘わなければ、あのようなものは表現できないと思います」

恒子「なるほどぉ、この本選1回戦でも、数々のドラマを見ることができるかもしれませんね!」

健夜「はい。選手同士の駆け引きなんかも面白いと思いますが、まずは、楽しんで食べて欲しいですね」




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