過去ログ - 優希「麻雀部限定、全国高等学校大食い選手権(予選)」
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2014/05/11(日) 02:13:44.19 ID:HgEuEOtj0
 
セーラ「・・・・・」ジーッ

えり「ただ一人、江口セーラ選手だけは、まだ一口もたこ焼きを口にしていません」





?「江口さん、江口さん」

セーラ「ん?」

 セーラは右隣の少女にそっと声をかけられた。

セーラ「あんたは新道寺の… 花田煌やな」

煌「おお、フルネームを覚えていただけてるとは、すばらです!」

セーラ「…あんたの、準決勝での怜やチャンピオンを相手にしての大立ち回りはたいしたもんやったからな」

煌「すばらです。ところで江口さんは、二条さんが戻るまで召し上がらないつもりですか?」

セーラ「そうやで、察しの通りや。」

煌「江口さんは、たこ焼きに大変こだわりをもっているのですね」

セーラ「…」

煌「たこ焼きにとても愛着をもっているから、納得のいかない味付けでは食べたくないのでしょう」

セーラ「そうや。分かっとるやん」

煌「江口さん、二条さんがもどってくるまでの暇つぶしだと思って、私の話を聞いてください」

セーラ「・・・?」


煌「こだわりをもつということは、大変すばらなことだと思います。」

煌「なんのこだわりもなく、周りの考え、意見に迎合してばかりでは、その人がそこにいる意味がないというものです」

煌「しかし、こだわりを貫き守るということは簡単なことではありません」

煌「人に理解されず、否定されるということがよくあるからです」

セーラ「…何が言いたいんや?」


煌「…江口さん、私は、このすばらに美味しいたこ焼きを食べていて、これを作った方、用意した方たちの強くて熱いこだわりを感じるのです」

セーラ「…」

煌「御自身のこだわりは当然大事です。しかし自分以外の様々な方が、その人なりの信念・こだわりをもっていると思います」

煌「自分のこだわりを曲げる必要はありません。しかし、たまにはほかの方のこだわりにふれてみるのも、楽しいことだと思うんです」ニコ

セーラ「はぁはぁ分かったわ。要はちょっと食うてみいゆうことやろ?ポン酢でもつけて食ってみるわ」

煌「すばらです!」

パクッ

セーラ「ん…」

煌「どうですすばらな味でしょう?」

セーラ「オタフクが一番やけどな。まぁ、泉もどるまでのんびり食っとるわ」


【PM1:10
 Bチーム完食数
 森合愛美 4皿
 高鴨穏乃 3皿
 新免那岐 3皿
 花田煌  2皿
 江口セーラ0皿】




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