7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/05/09(金) 03:04:34.32 ID:xR3CJ1wJ0
私の家は結構大きい、この辺の家より一周りか二周り大きい家が東京にあるといえば分かるだろうか?
かなりこの大学病院に献金を行っているからか、私の機嫌を損ねるわけにはいかないのだろう
そして一番大きなことだが、私が自身の病状を完璧に把握しているということだろう
私の体は度重なる薬の使用による副作用で器官そのものが弱っている、今この場で発作をおこしてもふしぎでないどころか
心臓が止まってもなにもおかしくない
「身体の免疫機能そのものを上げていこう、そしたらいつか退院できるようになるから」
微笑を浮かべ、子供を諭すように言うがもう聞きあきた言葉だ
「・・・」
無言でいると「午後にくるよ」といって病室を出て行った
私の朝は空虚から始まる
退屈に殺されそうになる毎日だ
私がベッドで過ごす日々の先には何もない、あるのは薬の時間と問診、そして消灯だけだ
もともと通院で休みがちだったために、小学校でも友達と言える存在はなく、中学校に入って
一か月もしないうちに入院,転校してからは一度たりとも登校してない。そのため見舞いに来る
友人は皆無、両親は仕事がとても楽しいのだろう、家でいた時ですら年に数回しか会ったことがない
一日後、一ヶ月後、一年後にやってくる日々を予想しても今と変わったことがおもいつかない
それは夜になっても変わらない、ただ獲物を探して狩るだけ、なにも変わらない
私を魔法少女にした子を探すのもほんのわずかしか進んでない
夜に備えてわずかしかない体力を温存しなければいけない、魔法で強化出来るっていっても
それを扱うエネルギーは私のものだ
ソウルジェムをみるとわずかな汚れもみれないあの程度の雑魚では汚れることすらない、
問題は私の体力であり身体だ、グリフシード吐き捨てるほどある、今はダース単位で箱にいれ楯に保管してるのが現状だ
もう寝よう疲れた
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