過去ログ - エルフ「譚奇フルエ、代時正大…?」
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11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/09(金) 12:50:20.70 ID:PdHf5STl0


付け加えていうなら、不思議なことがもう一つ。

街の明かりがそれなりに煌々と照っていた夜だったが、

この御両人が歩いた端から、点々とその光が消えてゆくのだった。
しかも、電灯の明かりではなく、提灯ロウソクばかりいくつも


それに気づく余地は男にはなかった。

まあ気づいたとして、そろそろ人々も寝静まる頃だからそう存外不思議なことでもない、と思い、あえなく流したことだろう。




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