過去ログ - エルフ「譚奇フルエ、代時正大…?」
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20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/09(金) 17:44:51.58 ID:3hr+23sd0
エルフ「な!こ、この…気にしてることをずけずけと…ゆうなぁ人間め」
男「ふん、胸より先に腹が出てるうちは男を誘惑することなど覚えんことだな」
エルフ「なにおう!この体型が良いと言う輩も随分とおったのだぞ」
男「そんな変態連中と一般人を同列視するな、いい迷惑だ」
エルフ「ぐぬぬ…だがな」
その口喧嘩はしばし続いたのだが、
不毛な言い争いだ、と言わんばかりに男の方が"大人"として引き下がることにした。
さっきまで見惚れていたという事実はすっぽり頭から追い出すことにした。
男「そんなことより、いつまで裸で居るつもりだ、風邪を引くだろう?」
エルフ「そのようなことを言われてもな、なにぶん手ぶらだったから着替えも何もないのだ」
男「…ああ、それもそうか、しかしまたボロを着せるわけにもいかないしな」
そこで男は、しばらく熟考した。
はたから見ると、随分と真剣に悩んでいるようだった。
悩みに悩んで、悩み抜いた末、その全てが断ち切れたのか、立ち上がって押入れの方へ向かった。
エルフ「?」
その奥から取り出したのは、この部屋には似つかわしくないほど小綺麗に折りたたまれた女物の着物だった。
男「……これを着るといい、もうそうそう使うこともないから、大きさが多少合わないかもしれんが」
エルフ「…お前に女装癖があったとはな、どうりで少しも揺らがんわけだ」
男「違う、これは…妹のだ」
エルフ「……ふむ、そうか」
男の深刻そうな表情から、何事かあったのは明白だったが、
まあそこは彼女も、空気を読んで何も尋ねず、
黙ってその着物に袖を通した。
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