過去ログ - エルフ「譚奇フルエ、代時正大…?」
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36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/10(土) 12:20:33.74 ID:t6xYPWTv0
エルフ「それにしてもだ、あそこまで追いかけてきたということは、そっちは随分と私に執心というわけだな?」
男「ん?いや、そういうわけではなくてな…」
そう言うと、男は懐から一枚葉書を取り出した。
男「その着物の袖にな、無くさぬようこいつを入れておいたのを忘れてて、急いで取り返しに来たまでのこと」
エルフ「は、はぁあ?その手紙一枚のために、追ってきたのか?」
男「まあそれ以外なら、正直お前さんが失踪したとして、気にもせんかったんだがな」
エルフ「………このぉ」
男の態度は少女にとって、余りにもぶっきらぼうだった。
なので、彼女は小さな拳を震わせて、ヘソを曲げたように口まで尖らせて、
エルフ「人を口説く時はもっと上手に嘘を言わんか!」
そう大声をだした。
終わったッ!第1部完!
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