過去ログ - エルフ「譚奇フルエ、代時正大…?」
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42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/10(土) 22:37:13.10 ID:u13S7rzB0
男「…すごいな、それもエルフのちからパワーのなせる技なのか?」
エルフ「…ん、まあそういうことにしておこうか」
エルフは、男の後をついで話終えた後、夕餉のお茶を飲み干して一息ついた。
実をいうとこと話、男が毎度晩酌に酔うと決まって語り出す話だったのだ。
当たり前のように本人は覚えていないが。
もうかれこれ何度聞いたことか、エルフの方もいちいち指摘することにも飽きていた。
だがしかし、一つだけ彼女が知らないことがあった。
エルフ「…ん、ところで、結局妹さんはどうして死んだんだったかな」
男「……さて、な、それは知らんよ」
男は、たとえ何度とも、どれほど深く酔ったとしても、妹の死因については話すことはなかった。
単に知らないだけかもしれないし、
もしかしたら、それほどまでに頑なに言いたくないことなのかもしれない。
エルフ「ふぅん、まぁどっちにせよ」
彼女には、未だ関係のないことだった。
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