37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2014/05/09(金) 21:31:51.09 ID:SCFqxrX60
「さて、美希。着いたわよ。ここが青の洞窟の入り口よ」
「伊織ー、どこが青なの?」
「この洞窟の中よ、さて美希、潜るわよ」
38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2014/05/09(金) 21:33:15.47 ID:SCFqxrX60
潜って洞窟を抜け、ボートの上に這い上がる。
美希は一足先に上がっていたようで、目の前の光景に目を奪われていた。
「・・・・・・すごいなの」
吸い込まれた光が海を輝かせ、洞窟自体が青く輝いている。
「すごいすごい!・・・・・・でも、なんでミキをここに?」
39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2014/05/09(金) 21:34:02.05 ID:SCFqxrX60
「それでね、私が世界で1番大好きな人とここに訪れるのを夢持ってたの」
そう語って美希を見ると、目を落としたまま少しおちつかない感じだった。
「・・・・・・それがミキで良かったの?・・・・・・」
40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2014/05/09(金) 21:34:31.22 ID:SCFqxrX60
「美希、アンタの笑顔よ。大好きな人の笑顔が加わってこの景色は完璧になるの」
私の夢は、この私の1番の場所を1番大好きな人と見て、1番大好きな笑顔を見ること。
「伊織・・・・・・」
41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2014/05/09(金) 21:35:25.86 ID:SCFqxrX60
「ねぇ、美希。私とずっと一緒でいましょう。この先なにがあるかわからないけど。2人なら、大丈夫」
言っちゃったわね、でも美希となら一生一緒にいられるわ。
喧嘩もしちゃうかもだけど、それが幸せなんだってことだと思う。
42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2014/05/09(金) 21:36:12.41 ID:SCFqxrX60
「・・・・・・おっかしいなー、伊織が囚われのお姫様でミキが助ける王子様のつもりだったのに。先にプロポーズされちゃったの」
あーあー、やっちゃったわね私。
一瞬の沈黙の後こらえ切れず噴出し、美希も釣られて笑い出す。
43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga ]
2014/05/09(金) 21:36:51.25 ID:SCFqxrX60
「ふふっ。なら、美希。貴女の言葉を聞かせて?」
美希は少しもじもじしてたけど、意を決したように私の目を見る。
「・・・・・・うん。伊織、ミキと、私とこれからずっと一緒に生きてください」
44:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga ]
2014/05/09(金) 21:39:13.14 ID:SCFqxrX60
以上で終了になります。
初投稿でお見苦しい点もあったでしょうが、楽しめていただけたら幸いです。
番外編的なものを書こうと思っています、このままじゃ伊織パパン酷いままですし。
その時はまたよろしくお願いたします。
45:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/09(金) 21:44:46.76 ID:0fdpwhpFo
乙
誤字脱字が少し気になった以外は良い雰囲気だった
番外編も楽しみにしてる
46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/12(月) 13:38:54.28 ID:Hny4mHYqo
おつおつ
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