143: ◆TRhdaykzHI[saga]
2014/05/21(水) 20:52:11.29 ID:rW/sMJ5uo
店
騎士「二人ともどうしてここに?」
元神官「私たちも勇者さまたちのお力になるために王都まで来ました。
世界の穴と、それからそこから出てきたよくわかんない影」
元神官「手がかりはつかめてるんでしょう?協力しますよ。
私はもう神殿の魔法は使えないのですけどね……」
魔女「わーい。ていうか仮面くんまで来てくれたのは意外だったなー」
仮面「このままだと商売あがったりだからな。お前らが万が一失敗したら困るんだよ。
なんだかんだでいつもお前らはツメが甘いからな」
魔王「ん……すまん」
元神官「魔王さん、仮面さんは素直じゃないだけなので言葉は額面通りにうけとらなくていいんですよ」
魔女「翻訳すると『俺もお前たちの力になりたくて遠路はるばる来たッス!』ってことだから」
仮面「好き勝手言うんじゃねえ!ちげえよ!」ダン
女主人「で、私の店に何の用だい?危険を冒してまで来ちゃってさ」
騎士「はあ……ほんとに危ないところでしたね。みな殺気立っちゃって……」
女主人「ああいう過激なのは王都でも一部だからね、勘違いしないでよ。
ほかの奴らはちゃんとあんたらのこと応援してるからね!」
女主人「ちゃんとしっかりこの騒動を止めとくれよ!頼んだからね」
魔王「今日はそのことで。女主人は情報通だから、鍵のことについて聞きに来たんだ」
女主人「ふふ、ちゃんと渡す情報があるよ。これ、城に帰ったらゆっくり読みな。
まああんまりドンピシャなのはないけどね」
魔王「有り難い」
女主人「忙しいだろうけど一杯くらいちょっと飲んでく?」
魔女「飲む!!」
騎士「魔女さん、そろそろ宮殿に戻りませんと」
魔女「え〜〜ちょっとくらいいいじゃん。ねー魔王様いいよね?ね?」
魔王「うん……」ウトウト
仮面「なんだぁ?まだ6時なのにもうおねむなのか、魔王サマは?」
元神官「疲れちゃったんじゃないですか」
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