50: ◆TRhdaykzHI[saga]
2014/05/10(土) 21:43:51.52 ID:Func4jDlo
魔王の部屋
魔王「……」
妖使い「スヤスヤ寝てますねー」
妖孤「熱なんてかわいそうですね……主様が意地悪なこと言ったからじゃないんですか……?」
妖孤「というか主様の存在のせいで魔王様はストレスフルな生活を強いられているのでは……」
妖使い「かわいそうだね」
妖孤「どの口でって感じなんですけど……」
妖使い「だけどチャンスだぞ、妖孤。魔王が風邪でダウンしているときに、
ちょっと指を切って契約書に押しちまえば、契約いっちょあがりってわけよ」
妖孤「げ、外道!」
妖使い「善は急げだ!ちゃっちゃとやるぞ!」ピッ
妖孤「いや善でもなんでもないです!」
妖使い「よしあとは魔王の指を契約書に押し付ければ……」
魔王「…………。……?」パチ
妖使い「あ」
妖孤「あ」
魔王「!?」
魔王「わあああああっ! なにやってるんだ離せーーーーーーっ」
妖使い「チッ!! 妖孤、魔王の口を押さえろ!」
妖孤「外道通り越して悪魔ですよ主様〜〜〜〜」
竜人「魔王様!? なにがあったんですか!?」
妖使い「やばい。俺は窓から逃げるから後よろしくな」
妖孤「へっ……え?え?」
バタンッ
魔王「ぜえぜえ……げほっげほ」
妖孤「いや、あの、ちがいますよこれは主様がですね」
竜人「…………」
魔女「…………」
竜人「なにやってんだてめぇぇ……!!!!!!!!」
妖孤「ちがいますもん〜〜〜ちがう〜〜〜〜!!わーーーん!!」
ギャーーー……
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