680: ◆TRhdaykzHI[saga]
2014/09/14(日) 10:20:15.10 ID:NxApZR39o
工場
少年「……なんかすごい久々に来た気がする」
少年「……よし、いくk……」
○○「よう」ポン
少年「うおあっ!!」
少年「あ……あんたか。食堂から出てくるなんて……珍しいな」
○○「俺のことよりお前さ。みんな心配してたんだ。……生きててよかった」
○○「今日はどうしたんだ?」
少年「あ、うん。また、ここで働かせてもらおうと思って。
お金貯めて学校に行きたいんだ」
○○「そうか。じゃこれ使えよ」
少年「あ、うん。……うん? え? なにこれ」
少年「なにこれ……!?」
○○「俺一人だけじゃない、みんなからだ。大した額じゃないが、とりあえずこの街を出るのには十分だろ」
○○「学費は、ほらよ。これを自分で勝ち取れよ」ペラ
少年「このチラシ……奨学金? こ、こんなの無理だって」
○○「ばか、自信持てよ。工場で武器つくる時間を勉強にまわせば、お前なら余裕だって。 なあ、みんな」
コツコツ
「頑張れよな。応援してるぜ」
「たまにはこっちにも顔出せよな!」
「期待してるぞ」
「いろいろ勉強してこいよ〜」
少年「みんな……」
○○「……頑張ってこいよ。お前はまだまだ若いんだから、なんだってできるさ」
○○「今日発てよ。出発は早い方がいい」
少年「……」
少年「ありがとう……」
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