5: ◆X51OaJwJEEOu[saga]
2014/05/11(日) 00:37:59.89 ID:Zzp1A0AIo
「ほうほう、ここが千早お姉ちゃんのハウスかぁ」
「ふふっ、何よそれ。麦茶でいい?」
「あ、ありがとう」
6: ◆X51OaJwJEEOu[saga]
2014/05/11(日) 00:38:56.49 ID:Zzp1A0AIo
「で、どうしたの?」
冷蔵庫を閉め、座布団を置いただけのフローリングに座る。
「うーん、まあ大したことじゃないんだけどね」
7: ◆X51OaJwJEEOu[saga]
2014/05/11(日) 00:39:43.61 ID:Zzp1A0AIo
きょろきょろと部屋を見回す真美、その視線が一点で収束する。
「なにか落ち着ける音楽、ある?」
「はあ、仕方ないわね」
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/05/11(日) 00:40:31.20 ID:zp4+sorMo
しえん
9: ◆X51OaJwJEEOu[saga]
2014/05/11(日) 00:40:46.96 ID:Zzp1A0AIo
「家の人には言ってあるの?」
「うん、千早お姉ちゃんの家に泊まるって」
再生。甘い旋律が深みのある音色で流れだす。
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/11(日) 00:41:17.78 ID:1F55Vvf00
ちはまみや!
C
11: ◆X51OaJwJEEOu[saga]
2014/05/11(日) 00:41:28.78 ID:Zzp1A0AIo
「その割には、荷物が少ないんじゃないかしら」
「うっ、千早お姉ちゃんにバレるとは」
「私をなんだと思ってるのよ、ほら、携帯貸して」
12: ◆X51OaJwJEEOu[saga]
2014/05/11(日) 00:42:13.73 ID:Zzp1A0AIo
「あ、もしもし。双海さんのお宅でしょうか。はい、私真美さんと亜美さんの同僚の如月千早と申します。ええ今真美さんが……はい、もう今日は遅いですのでこちらで……はい、すみません。明日きちんと送って行きますので、はい。それでは真美さんにかわります」
電話を真美に手渡す。
ふぅ。
電話は息継ぎを余りしないからか、いつもため息が出てしまう。
13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/05/11(日) 00:42:44.50 ID:XTJWD5r80
マンションに押しかけ=ヤンデレ、と考えてしまったオレって・・・
支援!
14: ◆X51OaJwJEEOu[saga]
2014/05/11(日) 00:43:04.86 ID:Zzp1A0AIo
「大丈夫だった?」
「うん、大丈夫」
目をきちんと合わせてくる。だいぶ落ち着いたみたい。
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