過去ログ - 【艦これ】大鳳「一度入ったら抜け出せない鎮守府?」
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743: ◆UeZ8dRl.OE[saga]
2014/05/30(金) 23:03:40.61 ID:y1BKpcoAO
山城「扶桑姉様はね、とにかく髪が綺麗なの」

提督「そうか」

山城「儚げな顔で空を見上げているのも、見る人に姉様の美しさを再確認させるわ」

提督「そうか」

山城「少し不幸なところも、皆に姉様の存在を忘れられないようにするのよ」

提督「そうか」

山城「巫女服だって、一番似合っているのは姉様だわ」

提督「そうか」

山城「白磁のような肌も、男共の視線を惹き付けて離さない」

提督「そうか」

山城「伊勢や日向への対抗心も、姉様の力強さを感じさせて魅力を増しているの」

提督「そうか」

山城「それから――」

提督「なぁ山城、後何百回聞いたらその話言わなくなるんだ?」

山城「提督が姉様と結婚するって言うまで永久に」

提督「お前それリアル過ぎて怖い」

山城「だって、姉様には幸せになってもらいたいのよ」

提督「扶桑も同じこと言ってたぞ、“山城には幸せになってもらいたい”って」

山城「扶桑姉様が……?」

提督「似た者同士だよな、流石姉妹だ」

山城(私の幸せは扶桑姉様の幸せ……姉様も、同じように考えてくれてるのね……)

提督「お前はお前なりの幸せを探すのが、扶桑にとっても嬉しいんじゃないか?」

山城「そう……そうね、それが一番かもしれないわね」

提督「じゃあ俺に扶桑の良いところをエンドレスで言い続けるのはやめ――」

山城「ないわよ」

提督「何でだよ!?」

山城「扶桑姉様と提督が結婚するのが、やっぱり私の幸せだから」

提督「さっきの話は無視か!」

山城「無視してないわよ?」

提督「どういうことだよ……」

山城「ふふ、内緒。じゃあ大人しくこれからも聞き続けてもらうわね」

提督「勘弁してくれっ!」




――――姉の良いところを提督に熱弁し続ける山城。その様子は、とても楽しそうである。

扶桑「山城、貴女提督とずっとお話していたのね、羨ましいわ……」

山城「姉様!? 違うのよ、それは二人で幸せになるためなの!」

扶桑「妹に想い人までとられるなんて、やっぱり不幸ね……」

山城「私の話を聞いて姉様ー!」


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