過去ログ - 【艦これ】大鳳「一度入ったら抜け出せない鎮守府?」
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790: ◆UeZ8dRl.OE[saga]
2014/06/01(日) 03:30:32.22 ID:EGzsVykAO
大鳳「初霜って護衛任務が得意なの?」

初霜「はい、護衛任務ならお任せください」

大鳳「どういう風にいつも護衛しているの?」

初霜「敵を発見したら、まずは最適な護衛対象艦の航路を割り出します。それから、敵の一番攻撃しにくい陣形を取り、飛んでくるあらゆる攻撃を防ぎます」

大鳳「戦艦の砲撃なんかは無理じゃないかしら」

初霜「追加装甲を応用した盾で受け流します」

大鳳「そんなので受け流せるものなの?」

初霜「着弾の瞬間に軌道を逸らせば可能です」

大鳳(どう考えても物理的に無理な気が……)

初霜「多少の無茶は承知で、戦艦だろうと空母だろうと、私が護衛している限りは何もさせません」

大鳳「どうして初霜は、そこまでして護衛を?」

初霜「私が艦娘になる前に行った救助活動や護衛任務、そのどれもを誇りに思っているからです」

大鳳「幾ら練度が高いとはいえ、駆逐艦が戦艦の砲撃をまともに喰らえば只では済まないのよ? それでも、率先して護衛任務を引き受け続けるの?」

初霜「“お前が仲間を守れば、必ず仲間がお前を守る。守りたいなら守らせてやるから守られろ”、そんな風に提督から言われました。だから、引き受け続けます」

大鳳「守るがゲシュタルト崩壊しそう……無茶をするなと言う割に、無茶を容認するわよね、あの人」

初霜「そんなことをしているから、月に一週間しか起きていられない程に気を張り詰めて作戦を立てて、糸が切れたように眠り続けてしまうんです」

大鳳「でも、そんな提督だから守るのよね?」

初霜「レ級百隻相手でも守りきります、例え身体の大半を失ったとしても」

大鳳「あら、そんなことになる前に私が守るから大丈夫じゃないかしら」

初霜「全く……お人好しが多すぎて、私も常に気が休まりません」

大鳳「あはは――ごめんなさい」

初霜「出撃数回に一回、狙い済ましたかのように大破するのは心臓に悪いですのでやめてください」

大鳳「好きで大破している訳じゃないのよ?」

初霜「次からは私の後ろで動かないで下さい、動いたら撃ちます」

大鳳「それ本末転倒よ!?」

初霜「勝手に動いて大破されるよりはマシです」




――――護衛に特化した駆逐艦初霜。頑ななまでのその護衛意識は、彼女の優しさに基づいている。

初霜「どうしてまた大破するんですか!」

大鳳「私が聞きたいわよ!」


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