過去ログ - 【艦これ】大鳳「一度入ったら抜け出せない鎮守府?」
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860: ◆UeZ8dRl.OE[saga]
2014/06/02(月) 17:01:11.86 ID:1B5pnv5AO
ちょっと軽いのです

〜〜〜〜

雷「司令官、カフェオレを作ったから飲んでね!」

提督「おぉ、ありがとな」

雷「紅茶も淹れたから飲んでいいわよ!」

提督「ん? いや、カフェオレ――」

雷「緑茶も淹れたからコレも飲んでいいわ!」

提督「いかづ――」

雷「サンドイッチも作ったのよ!」

提督「い――」

雷「他の誰の者も口にしたらダメよ……だって、私が居るじゃない」

提督(言っていることは何時もとあまり変わらないのに、背筋が寒い……)

加賀「ただいま戻り……どうしました?」

雷「あぁ加賀さん。司令官のお世話をしていたのよ、ダメじゃない秘書艦が司令官の傍を離れたら」

加賀「いえ、私は頼まれた仕事をしていただけです。秘書艦としての職務は全うしていますよ」

雷「なら、仕事は加賀さんにやらせてあげるから、司令官のお世話は全部雷に任せてもらうわね」

加賀「それも私が――」

雷「邪魔しないで加賀さん。司令官は雷に頼りたいと思ってるのに、加賀さんに遠慮して言い出せないのよ。ねぇ、司令官」

提督「え? あ、いや、そんなことは……」

雷「遠慮なんてしなくていいのよ司令官、雷には何時だって頼っていいの。加賀さんでも電でも誰でもなく、私が一番司令官が頼るべき存在なんだから」

加賀「雷、私に喧嘩を売っているの?」

雷「喧嘩なんかしないわよ、私が傷付いたら司令官が悲しむもの。ねぇ司令官」

加賀「雷、少しはこっちを見て話しなさい」

雷「嫌。司令官が目の前に居るのに、目を離すなんて可哀想で出来ないわ」

提督「俺は目を離せない小さい子供か何かか?」

雷「司令官には私が付いてないとダメなの。だから、ずっと見ているし、もっと頼ってもいいのよ?」

加賀「提督は貴女の子供ではありませんよ」

雷「司令官は子供じゃないわ。――だって、子供なら私のお腹の中にいるもの」

提督「……何?」

加賀「提督、身に覚えは?」

提督「あるわけが――」

提督(いや、もしかして俺の知らない間に……?)

雷「……心配しないで司令官。“これからも全部、私がしてあげるから”」

提督「っ!?」




――――耳元でそう囁いた雷の顔は、とても可愛らしく、とても魅力的であり――とても、恐ろしかった。


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