過去ログ - 【艦これ】大鳳「一度入ったら抜け出せない鎮守府?」
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926: ◆UeZ8dRl.OE[saga]
2014/06/03(火) 21:48:01.56 ID:LBlmmFDAO
大鳳「提督! 元帥をお連れしました!」

提督「ご苦労さん、後は俺の後ろから動かなくていいぞ」

大鳳「はい!」

元帥「来てやったぞクソガキ」

提督「これはこれは遠路遥々このような場所まで御足労頂き真に痛み入ります元帥殿」

元帥「やめんか気色悪い、新しく着任した浦風とやらはどこだ。その子の顔を見るついでに、話を聞いてやると言っていただろう」

提督「後ろの大鳳に爆撃されんぞクソオヤジ」

元帥「ふん! まぁよいわ、お前達は間宮の食堂で何か食べてこい。楽しみにしていただろ」

お付き1「はい、ありがとうございます」

お付き2「間宮さんの作る料理は絶品だからなぁ……では元帥、また後ほど」

元帥「ゆっくり羽を伸ばしてこい、どうせ直ぐに終わるような話でも無さそうだしな」

大鳳「あの、提督……」

提督「何だ? 浦風なら遠征に出してるから心配ないぞ?」

大鳳「いえ、それもあるのですが……良いのですか? 暴言など吐いてしまうと、処罰されたりするのでは……」

提督「あぁそんなことか、それなら問題ない。一応こんなのでも俺の恩師だ、可愛い教え子を処罰するような外道じゃない」

元帥「誰が可愛い教え子だ、迎えに出て来もせんくせに」

提督「わざわざ出迎えてやったのに、アンタが艦娘の一人も連れて来んかと俺をぶん投げやがったからだろうが!」

大鳳(提督恨みます、絶対に後で埋め合わせしてもらいます)

元帥「大体加賀はどうした、何時も一緒に居ったじゃないか」

提督「“元帥の顔を見ると爆撃したくなるので、本日は自室に控えています”だとさ」

大鳳(逆に爆撃せずに我慢したのが凄いわね)

元帥「――それで、今日呼び出したのは例の件だな?」

提督「現実問題、何時になるかも分からない話ではあるが、アンタの力を全面的に貸して欲しい」

元帥「……最初は断ろうかと思っていたんだがな、幾らお前の頼みでもこの策はリスクが高すぎる。だが――息子同然のお前を慕う彼女達の為ならばやってやらんことはない」

提督「ありがとうございます……元帥……」

元帥「頭など下げるな馬鹿者が、仮にもこの世にも珍妙な鎮守府の長ならば、堂々としておれ」

提督「――はい!」




――――たった一つの鎮守府の力で、大本営の決定は覆らない。では、どうすればよいか……その答えは、これより幾つかの季節を跨いだ後に、明らかとなる。


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