42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/05/12(月) 21:22:40.57 ID:WmSvF+Wh0
「な、ならプロデューサーさん……もし私が告白したら、お嫁さんにしてくれますか?」
てれてれと二十代後半とは思えない可愛い仕草で殺し文句を放つ音無さん。
それに対し僕は、
「あ、それは無理です」
「即答された!?」
いや、だって僕にはひたぎがいるし。
「やっぱり若さなの? 若さなのね!?」
「そ、そういう訳では……」
「三十路が何よ! 年齢が何よ! 私が三十になるんじゃないのよ! 三十が私になるのよ!」
「落ち着いてください音無さん!」
これが女性の執念なのか……ある意味怪異よりも恐ろしいぜ。
「現実を見てくださいよ……十年後も同じように生活する自分を想像してみてください」
「う……」
そこは痛い所だったのか、表情を歪める音無さん。
「友人は皆結婚して、アイドルたちも結婚……なのに自分は未だ誰と誰がカップリングだなんて話を……」
「いやああああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!」
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