過去ログ - 姫様「では、頼みましたよ勇者」
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15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/14(水) 17:03:56.11 ID:HX/1v8/w0

四の五の問答言い合いの末、なんとか旅に出た二人だったのですが、

そこはまあ、普段はまともに出歩かないボンクラお姫様だったので

姫「…つ、っかれましたの!」

すぐさま愚痴のこぼれる始末なのでした。


勇者「そんな文句ばっかり言ってないで、仕方ないじゃないですか、自業自得ですよ」

姫「もーっ!せめて馬の一頭でもご用意してくださいましーっ!てなもんですの…まったく」

勇者「貧乏旅ですから、しかしあの王様、本当に馬一頭よこさなかったなあ、娘のこと死なす気なんじゃなかろうか」


姫「ま、お父様ならやりかねませんわね、かつては剛腕圧政で鳴らした非情の王でしたから、実の娘といえど必要なら切り捨てるまでですの…」

勇者「…それは、ふむ」

勇者は、少しだけ彼女に同情しました。



姫(ぶっちゃけ、国の資財の殆どをブランド物や金銀宝石とイケメンに費やしましたし、正直死刑にされても文句言えませんわ…」

勇者「……」

しかし、すぐに訂正しました。




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