過去ログ - 京太郎「わかりました…AVに出演します…」
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10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/05/15(木) 11:15:15.67 ID:aGQY9m6T0
   


京太郎「……」

ハギヨシ「……」

 車内は無言で包まれ、聞こえてくるのはエンジン音と夜の街の雑音のみ。
 今日は何故かよく昔のことを思い出す。柄にも無くセンチな気分に浸ってしまった。
 ハギヨシさんもそんな俺の雰囲気を察してか言葉は少なめである。
 ただ、この沈黙は気まずいものではないので気楽になれる。


ハギヨシ「ーー明日。」

京太郎「……?」

ハギヨシ「須賀くんに会わせたい人がいるのですが」

京太郎「…新人さんですか?」

ハギヨシ「新人…ではありませんね。別の事務所からこっちに来た子ですね。毛色が少し違いますが上から、これも経験だ。と押し付けられてしまい…その子の担当になってしまいました。ーーあ、別に君の担当から外れたわけではないのでご安心を」

京太郎「はは、それは安心っすね!」

 軽口を叩きながら、笑い合う。
 実際気心知れたハギヨシさんが担当から外れてしまうと、正直困るのだ。

京太郎「…今日は、よく昔のことを思い出すんですよ」

ハギヨシ「そういう日もありますよ」

 ふふ、と横顔が笑ってみえた。
 たしかにハギヨシさんの言うとおりそういう日もあるのだろう。

 おれは瞼を閉じて、ゆっくり思い出してみた。ーー昔のことを


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