過去ログ - 【安価】京太郎「努力が報われる様になった」
1- 20
835:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/23(金) 18:17:20.22 ID:NVgQlInH0
暇なので和との帰宅だけ。

京太郎「…最近いつも誰かが待ってくれてるけど、もしかして今日も…」

ガチャッ

和「あ、須賀君。お掃除、もう終わってしまいましたか…?今日こそ早めに戻ってお手伝いしようと思ったんですが…」

京太郎「ハハ なんだ、前も手伝ってくれるつもりだったのか…別に気にしなくていいんだぞ?」

和「部員の1人に後片付けを押し付けて平気でいられる程、私は厚かましく無いです」

京太郎「まあ、そりゃそうか。俺も和が1人でやってりゃ無理矢理理由付けてでも手伝うからな」

和「ふふっ そういう事です。それじゃあ…あー、そうですね…」

和(うぅ…お手伝いが出来なかったとなると、困りましたね…何もしてないのにわざわざ戻って来て家まで送ってもらうなんて、それこそ厚かましいです…)モジモジ

京太郎「何してるんだ?もう電気消すぞー」

和「わわっ、わかりました、ちょっと待ってください!」ダッ





和「あ、改めて、今日はおめでとうございます」テクテク

京太郎「あぁ、ありがとうな!」

京太郎「あの和の言葉に、どれだけ背中を押されたかわからねぇよ。ホントに、今回はお世話になったな」

和「わ、私は事実を言っただけで…その、お礼なんて…」

京太郎「いや、言わせてくれ。俺が助けられたと思ってるんだ、和は間違いなく俺を支えてくれた…いつか、ちゃんとお礼をしないとな」

和(うぅ…それなら送って欲しいですが…「じゃあお礼に送って下さい」なんて、そういう取り引きみたいな言い方は…あれ、なんで嫌なんでしょうか。さっきはお手伝いして、そのまま送ってもらうつもりだったのに…)

和(自分がよく分かりません…送って欲しいのに、それを自分から言い出したくない…取り引きみたいにしたくない…ワガママ過ぎます…)

京太郎「…どか?和?どうした、なんか考え事か?」

和「ひぇっ!?い、いえ、なんでも…あれ?須賀君、なんでこっちに…もう分かれ道は過ぎたはずですが…」

京太郎「いやいや、前も送って行ったろ?あ、もしかして迷惑だったか?考え事しながら1人で歩きたかったら、今から…」

和「い!いえ!迷惑なんかじゃありません!!」

京太郎「お、おぉ、そりゃ良かった」

和「でも、私今日はお手伝いも出来なかったのに…こちらこそ迷惑じゃ…」

京太郎「何言ってんだよ。和を送って行けるなんて、ある意味得してるくらいだぞ、俺は」

和「と、得だなんて…ふふっ ありがとうございます、須賀君」

京太郎「気にしないでくれよ、男なら当然だ」

和(須賀君は、本当に優しい人ですね)ニコニコ



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/267.40 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice