過去ログ - にこ「プロジェクトLL 〜私達で作るラブライブ!〜」
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10:yaotome[sage]
2014/05/16(金) 01:39:13.41 ID:cbabRnit0
──聖モブ女学院高等部


モブ子「ね、見てみて。自分達でラブライブを開催だって」

モブ美「……卒業前の思い出作りとして参加してみる? 本物のラブライブは腰が引けてエントリー出来なかったけど、参加者もお客さんも少なそうなこのラブライブならやれそう」

モブ子「そう、だね。卒業したら別々の学部に行くことになるんだし。参加してみようか?」

モブ美「二人きりで始めて、一度も誰かに披露することなく終わると思ってたけど……感謝しないとね」

モブ子「うん! 約二年半の練習の成果全部出して……解散しよっか」

モブ美「ええ。エスカレーターとはいえ時期も時期だものね。寧ろ引退が遅いくらい」

モブ子「それくらい楽しかったから」

モブ美「そうね。色んなスクールアイドルを真似て踊って歌って……。それだけじゃ満足出来なくなって頑張って作詞して、下手だけど作曲して。振り付けなんて他所に比べたら拙いしダサいけど」

モブ子「でも、私は大好きだよ」

モブ美「ええ、私も大好きよ」

Wモブ「あはははっ」

モブ子「じゃあ、エントリーのメール送るね」

モブ美「最後のクリックは二人で押しましょう」

モブ子「うん」

Wモブ「参加……クリック!」


 結果だけ伝えると、この二人が引退するのは卒業式の日となった。予想とは段違いで多くの名の知れた参加者の中で極度の緊張をしていたが、そんな二人をにこと穂乃果が見つけて話を聞き、辞退を申し出ようとしていた二人の言葉を穂乃果が今回のラブライブの目玉企画を口にして遮られた。

 A-RISE(ラブライブ1位)のあんじゅ。Littele Tokyo(2位)の亜美。北海道のgirlish season(3位)の美弥。沖縄のLucky(4位)の七瀬。そしてμ'sのにこ・真姫。計六人がバックダンサーを勤める流れになったのだ。もう二人は緊張を通り越して完全にハイになって、最初で最後となるステージで全部を魅せつけた。これは今回のラブライブの伝説の一つとなった。

 そのステージを見ていた同じ学院の一年生達が二人の同好会に入り、部に昇格して二人が卒業式の日まで指導に明け暮れることになる。その二年後、聖モブ女学院高等部は本家のラブライブ本戦に出場を果たすことになるのだが、それはまた別のお話。


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