過去ログ - まどか「わたしはインキュベーター
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49:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/05/27(火) 23:12:04.16 ID:v3O96jUO0
ほむら「……」

まどか「これにかいてある、結界の無い所にいる大きな魔女、もしかしてこれがワルプルギスの夜?」

ほむら「……そうよ。超弩級の大型魔女。結界に隠れる必要が無く、ただ一度具現しただけでも、何千人という人が犠牲になる。もっとも、相変わらず普通の人には見えないから、その被害は地震とか、竜巻とか、そう言った大災害として誤認されるだけ」

まどか「そんな危い魔女に、ほむらちゃんはたった1人で戦うつもりなの?だって、杏子ちゃんはもう……」

ほむら「あなたも、気付いていたのね」

まどか(コクリ)

ほむら「大丈夫。こんな事態は今までも珍しくも無かった。それに準備は十分にしている。私1人でやれるわ」

まどか「でも、1人より2人の方が……」

ほむら「あなたは契約しないで!!!!」

まどか「!?」

ほむら「話したでしょう?契約したあなたが、どうなってしまったのか。仮にワルプルギスの夜を倒せたとしても、それはあなたの魔女、この星を滅ぼす最悪の魔女の誕生を意味するだけ」

まどか「その前にソウルジェムを砕けば!」

ほむら「そんなこと言わないで!!!」

まどか「……ごめんなさい」

ほむら「前の時間軸では、魔女になるのを止める間もなくあなたは最悪の魔女に生まれ変わったわ。今度もそうなると考えた方が良い。この星を滅ぼすなんて、そんなことあなたが一番嫌でしょう?」

まどか「……うん」

ほむら「それに、ね。私の願い事は、インキュベーターなんかとは何の関係も無い、私自身の願い事は『あなたを守る私になること』なの……。だから、お願い……。私の願い、叶えさせて……」

まどか「……分かった。ごめんね、ほむらちゃん。困らせるようなこと言って」

まどか「でも、何かわたしにできることは無いかな。やっぱりイヤなの。これ以上大切な人を、何もできずに、何もせずに失うのなんて」

まどか「友達が傷ついているのに、自分が何もできないなんて辛いよ」

ほむら「……あるわ」

まどか「なに?」



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