過去ログ - まどか「わたしはインキュベーター
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2014/05/17(土) 14:36:51.40 ID:DTp/+vyy0
魔女の結界・最深部
マミ「ここがあの魔女のハウスね」

まどか「あの……、マミさん。こんなこと聞いたら怒られるかもしれないんですけど」

マミ「なに?」

まどか「マミさんはほむらちゃんのこと、嫌いなんですか?」

マミ「ああ。別に嫌いってわけじゃないけど、キュゥべえを襲ったって言うし……」

まどか(あー)

マミ「それに、魔法少女同士は命がけでグリーフシードの取りあうこともあるの。油断して後ろからズドン!なんて良くあることよ……よくされたものよ」

まどか「わたし、ほむらちゃんが悪い子には思えないんです。学校だと普通にお友達だし……。だから……」

マミ「鹿目さん。厳しいことを言うようだけど、そんな風に考えられるのはあなたが魔法少女じゃないからだと思うわ」

まどか「違う……間違ってますよ、マミさん」

まどか「考えてたんですけど、わたし、魔法少女になります!」

マミ「……本気?願い事、キチンと考えたの?」

まどか「こんなこと言ったら、マミさんに甘いって言われるかもしれないんですけど……わたし、マミさんみたいな魔法少女になりたいんです!」

まどか「わたし、昔から得意な学科とか、人に自慢できる才能とか何もなくて、きっとこれから先ずっと、誰の役にも立てないまま、迷惑ばかりかけていくのかなって。それが嫌でしょうがなかったんです。 マミさんみたいに人の役に立てるのなら、それはとっても嬉しいことで。だから、私、魔法少女になれたらそれで願いごとは叶っちゃうんです」

マミ「……大変だよ。ケガもするし、普通に恋したり、遊んだりしてる暇も無くなっちゃうよ?」

まどか「でも、それでも頑張ってるマミさんに、わたし、憧れてるんです」

マミ「……憧れるほどのモノじゃないわよ、私」

マミ「無理して格好つけてるだけで、怖くても辛くても、誰にも相談できないし、一人ぼっちで泣いてばかり。いいものじゃないわよ。魔法少女なんて」

まどか「マミさんは、一人ぼっちなんかじゃないです。わたしも、さやかちゃんも、それにほむらちゃんだっています」

マミ「そうね、そうなんだよね……。ありがとう、鹿目さん。もし魔法少女になっても今の気持ちを忘れないでいられるなら、あなたは魔法少女達の希望になるかもしれないわ。……魔法少女はみんな、一人ぼっちだから」

まどか「え?」

マミ「でも、キュゥべえにする願い事はキチンと考えておいた方が良いわよ。でないと、『お祝いの大きなケーキ』とかになっちゃうわよ〜(フフ)」

まどか「ウェヒヒ。さすがにそれは……」

マミ「キュゥべえ、グリーフシードは?」

QB「今動き出したよ!孵化がはじまる。急いで!」

マミ「オーケー、分かったわ。今日と言う今日は速攻で片付けるわよ!(バッ!)」

さやか「マミさん!まどか!」

マミ「無茶しすぎ。間に会ってよかったわ。魔女は!?」

QB「あそこだよ!」

charlotte(お菓子の魔女)

マミ「魔弾の舞踏(ダンサ・デル・マジックブレッド)!」

マミ(身体が軽い。こんな気持ちで戦うのははじめて。でも、こんな時だからこそ、慎重に、確実に倒すわ。まずは使い魔を一掃!)

マミ「ハァ!」

マミ(小型の魔女でも油断は禁物。銃で殴り倒して距離を取った上で束縛。念入りにトドメを……)

お菓子の魔女「(シュルン)」

ケーゼ、ケーゼ、ヴォーイストケーゼ

マミ「……え?」

お菓子の魔女「ムシリ」

QB「ギャグパート、終了」


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