14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/06/03(火) 02:00:14.91 ID:61yC03xwo
時期によってはそれなりに車通りはあるのだが今は一台も見えない。
薄灰色の道が山を上って木々の中に消えていた。
じいっと眺めていたがやはり車は来なかった。
こちらから向こうに行く車もなかった。
動くものは何もなく、聞こえるものも何もなかった。
いや。
ケイはなにやら妙な音を聞いた気がして顔をそちらに向けた。
道路の向こう側は軽い下りになっていて、こちらからは死角の箇所がある。
どうやら異音はその辺りから聞こえてくるようだ。
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