40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/06/25(水) 20:51:42.32 ID:SRH5G3sNo
「君はあの音を聞いてみてどう思った?」
ムロイは急に問いを変えた。
「あの音は君にはどういう風に聞こえた?」
強い風の吹き渡る砂漠が目の前に鮮やかに浮かぶ。
何処までも続く空白。誰もいない。
「そうか」
ケイの答えにムロイは神妙にうなずいた。
そうか。もう一度うなずいた。
「星は孤独だ。一つ一つ気の遠くなるほどの距離を隔ててぽつんと浮かんでいる」
「孤独……」
「周りにあるのは何もない空間。暗い空白だ」
空白。
黄砂の海の空白。暗黒空間の空白。
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