過去ログ - 星の声が聞こえている
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6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/19(月) 21:03:25.70 ID:4b2u7eACo

……

 パンにジャムを塗りながら、朝が憂鬱なのはなんでだろうとケイはいつものように考えた。
 目が覚めると頭と気分が重いのだ。
 生活に支障が出るほどではないがその重みは間違いなく首や肩に感じる。

 眠りが浅いのかなとまずは思った。
 確かによく寝たという実感はなかった。

 低血圧なのかもしれない、と次に思う。
 体質的に朝が弱いということは十分あり得る。

 ただ、基本的にはいたって健康体なので心の問題なのだろう。
 これから始まる一日に期待していないということだ。
 別に楽しいことがないわけではない。
 そうではなく自分の側にそれを楽しむ才能がない。

 沈んだ気分のままパンをかじった。



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