過去ログ - ウサミ「狛枝くん、みなさんと仲良くしてくだちゃい」狛枝「えっ」 2周目-13
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◆G2e7.dr63M
[saga sage]
2014/06/16(月) 18:50:50.78 ID:MT32VP430
狛枝「起きて、真昼」
小泉「……? なに……って、あれ……アタシまた眠っちゃったの……?」
小泉「!」
目を擦りながら寝惚けて呟く真昼だったが周りが視界に入った途端にぎょっと目を大きくさせる。
そしてキョロキョロと部屋の内装を確認して小さく震えた声を上げた
小泉「ちょ、ちょっと……ここって……」
狛枝「この間の妙な空間だよ、ここ……」
狛枝「なんなんだろう、いや、どうしようね……」
小泉「この間の、って……じゃあ前にあったのは夢じゃなかったって事……?」
小泉「えっと、それじゃあつまり、これがあの路面列車のアトラクションの一部だったって事なの?」
小泉「……ま、まさか……!?」
真昼はベッドから飛び降りて一気に部屋の扉まで駆け寄る。
そしてガチャガチャとドアノブを回し引っ張ったり押したりを繰り返したが……
小泉「こ、この扉……開かないんだけど……」
狛枝「!」
彼女の言葉にボクも扉へ近寄って同じようにドアノブを捻って扉を開こうと試みたけれど……結果は同じだった。
と、そこへガコンと何かが落ちてきたような音がする。
二人でそちらの方向へと振り返ると、何時の間にか筒状のカプセルのようなものがそこには存在していた。
小泉「な、何これ……」
狛枝「エアシューターかな。それで運ばれてきたみたいだけど……」
小泉「ちょっ……不用心に開けないでよ!」
彼女の止める声も聞かずにそのカプセルを開く。
すると、中からは小さな時計と丸まった手紙が現れた。
時計はベルつきの目覚まし時計のようなもので、円状に数字が並び短針と長針で時間を示している……今はちょうど16時のようだ。
ただその時計でひとつおかしいのは、時計の数字とは別に真ん中にデジタルの数字が並んでいる事だった。
時計の秒針が進むごとにその数字は減っていき、現在は075930と表示されているのを確認している合間にも、075929……075928……と、進む秒数に合わせてデジタルの数字が少なくなっていくのが見えた。
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