過去ログ - 【艦これ】日向「ふーん、三隈か。よろしく頼む」
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32: ◆mZYQsYPte.[sage saga]
2014/05/18(日) 01:15:52.85 ID:2U23yEn7o
「ふぅ」

「……貴女がそんなに笑う所は初めて見ました」

「三隈さんと二人でお話しする機会はありませんでしたものね」
以下略



33: ◆mZYQsYPte.[sage saga]
2014/05/18(日) 01:17:03.88 ID:2U23yEn7o
「良かったらまたこうして二人でお喋りをしませんか」

「……構いませんわ」

「……ありがとう」
以下略



34: ◆mZYQsYPte.[sage saga]
2014/05/18(日) 01:18:41.95 ID:2U23yEn7o
11月19日

「というわけで翔鶴を助けに行くぞ。明朝には出撃だ。出撃の準備をしてくれ」

「弾薬をケチるなよ。厳しい戦いになる」
以下略



35: ◆mZYQsYPte.[sage saga]
2014/05/18(日) 01:20:12.56 ID:2U23yEn7o
明確な軍紀違反であるこの出撃に誰も反対しませんでした。
勿論私も。
そういう空気に強要されているわけでは無く、純粋に仲間を助けなければと思いました。
翔鶴さんを失うなど、考えたくもありませんでした。
最悪味方との戦闘になってでも取り返すつもりでした。
以下略



36: ◆mZYQsYPte.[sage saga]
2014/05/18(日) 01:21:11.96 ID:2U23yEn7o
太平洋の波濤を乗り越え、乗り越え、何度かの補給を受け長い船旅もようやく終わろうかという時、

先頭を行っていた長月さんが「単冠が燃えている」と叫びました。

提督は即座に状況を理解し出撃班を奇襲班と救援班に分け、即座に攻撃を開始しました。


37: ◆mZYQsYPte.[sage saga]
2014/05/18(日) 01:21:49.35 ID:2U23yEn7o
「むっ、おい君! 翔鶴を目視したぞ!」

「なにっ!? どこだ!」

「基地のすぐ傍だ。防空戦をしているようだが、圧倒的に不利だ。味方艦載機がもう居ない」
以下略



38: ◆mZYQsYPte.[sage saga]
2014/05/18(日) 01:22:50.90 ID:2U23yEn7o
「……三隈、聞いていたな」

「……」

「私とお前の特訓の成果をついに見せる時が来たぞ」
以下略



39: ◆mZYQsYPte.[sage saga]
2014/05/18(日) 01:23:59.45 ID:2U23yEn7o
「私はやる。提督も、翔鶴も、例え片方でも私は失うわけにはいかない」

日向さんは喋りながら砲撃に必要な緒元データを入力し微調整をしている。

「……失ってしまえば私は彼の隣に居られないからな」ボソッ
以下略



40: ◆mZYQsYPte.[sage saga]
2014/05/18(日) 01:24:47.22 ID:2U23yEn7o
「三式弾を撃った経験はあるか?」

「今日が初めてですわ」

「ふっ、初物とは縁起が良いな。以前三式弾を撃った時の私のデータを送る。参考にしろ」
以下略



41: ◆mZYQsYPte.[sage saga]
2014/05/18(日) 01:25:37.30 ID:2U23yEn7o
「大体分かりました」

「早いな。二秒かかってないぞ」

「いつも日向さんを見ていますから、大体想像はつきましてよ」
以下略



42: ◆mZYQsYPte.[sage saga]
2014/05/18(日) 01:28:06.05 ID:2U23yEn7o
私の心はただ穏やかでした。

目の前で聨合艦隊の存亡をかけた戦いが、仲間の命を左右する戦いが行われているとは思えない程に、穏やかでした。

燃える単冠基地、
以下略



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