過去ログ - エルフ「私の前に道はない 私の後ろに道は出来る」
1- 20
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/19(月) 20:12:41.94 ID:OnCAnrMC0

エルフ兵士「今日はあなた達に弓の鍛錬を課します、これは里で生きるものとして必要不可欠のものです、皆一層励むように!」


「「はい!」」


子供エルフ「お前は下手くそだなぁ、弓の扱いがなってない」

子供エルフ「こっちに来るなよ、下手か映るからなっ」


エルフ「………むぅ…」

彼女は弓が不得手であった。
そのせいで周囲に小馬鹿にされることもあり、少々内にこもりがちな幼少期であった。


母「そう落ち込まないで、ゆっくりやっていけばいいのだからね」

エルフ「………はい」


そんな彼女のことを、母はいつも優しく慰めてくれていた。
その言葉がいちいち彼女の心に突き刺さることも知らずに。


エルフ「………」

落ち込んだとき、彼女はよく野山を駆けていた。
木々の間を移り飛び、低い茂みを飛び越えて、里の外まで出歩くこともあった。


エルフ「……わぁ」

そんな彼女はある日、その光景を目の当たりにした。

それは一人の狩人だった。

狩人は棒の先に弓を取り付けたような道具、いわゆるクロスボウを構えて、目の前の熊と対峙していた。


狩人「……ふぅ」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
251Res/199.71 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice