過去ログ - エルフ「私の前に道はない 私の後ろに道は出来る」
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142:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/06/01(日) 03:08:00.21 ID:SAoUehP80


エルフ「……ふぁぁ、かーっ…疲れた」

少女は、住まいの壊れた床板を剥がして

粗方は新しいのを貼り終えたところだった。


目立った壁の穴も継ぎ接ぎながら塞いで

この分ならば、冬になっても大丈夫であろう。


エルフ「あー、がんばった…無茶苦茶頑張った気がする…」


木を切ることには慣れているつもりだった彼女だが、

流石に家まるまる直していくのは難儀したとみえる。


一人寝泊まりする分だけならば、
かつての里での住まいは、まさに寝て起きるだけの広さだったが


二人が余裕をもって暮らす家となると、なかなかどうして配慮することも増えていた。


エルフ「…二人……二人か」

心なしか、少女の口角が上がった。

いつもの企み顔とは趣の違う笑みだった。


エルフ「あー、これはもう…相当ほめてもらわないと割に合わないな…なんて」




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