過去ログ - エルフ「私の前に道はない 私の後ろに道は出来る」
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149:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/06/01(日) 03:15:31.75 ID:SAoUehP80


男「……彼」

村娘「え?」


男「…あの彼、助かるといいけれど」

村娘「あ、はい…そうですね」


男「………」

村娘「………」



村娘「…あの」

男「はい?」


村娘「取り敢えず、家に入りませんか?…その、お茶くらいは用意できると思いますけど」

男「…それじゃあ、お言葉に甘えて」

道端で、荷車に寄りかかるようにして休んでいた二人だったが

立ち上がって、娘は男を家に招待することにした。


村人2「…オレもいるんだけどなぁ」


村娘「あ、ごごめんなさい!」



腰を落ち着かせて、熱い茶を胃にいれると
いっそう落ち着くような気がした。

二人して、それなりに広い玄関の段差に座って、湯呑みを持って並んでいた。


その他一名もいたはずだが
お茶を一杯飲んだら


村人2「いやあ、そういやアイツの家のやつにも、ここに担ぎ込まれたって教えてやらなけりゃな」


と言って、足早にその場を去って行った。

何かしら思惑というか、配慮があった感じであった。




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