過去ログ - エルフ「私の前に道はない 私の後ろに道は出来る」
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156:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/06/01(日) 03:23:41.58 ID:SAoUehP80

噂は文字通り瞬く間に村に広まって


あれよあれよと言う間に、男は村の集まりに引っ張り出されて


歓迎会を兼ねた宴の席に呼ばれてしまったのだった。

村人「いやあ、ご苦労さんでした」


村人「ほんにありがとうございます」


男「い、いえそんな」


信頼や感謝の気持ちを評してのことで、好意的に受け入れられたのは

非常にありがたかったのだが


村人「さあさあ、新しい駐在さんの就任を祝して、乾杯といこーや」

男「…は、はあ」


大勢の人間に囲まれて、半ば強引に空の杯を握らされてしまった。

村娘「あ、私お酌します、駐在さん」

男「こ、これは…どうも」


その上、親切にも酒をつがれてしまっては

もはや断るのも悪いというもので


男「…うぅ」

村人「それでは、かんぱーい!」


「「かんぱーいっ!」」


男「……ええい、なるようになれ!」

心で南無三と唱えて、一思いにくっと飲んでしまったのだった。




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